今、政界で注目を集めているさとうさおり氏をご存知でしょうか。
「何者?」「なんで当選できたの?」とSNSでも話題沸騰。
貧困家庭出身から会計士、そして都議会議員へ——。
この記事では、さとうさおり氏の学歴や経歴について調査していきます!
さとうさおり(佐藤沙織里)のプロフィール

名前:さとう さおり
本名:佐藤 沙織里
生年月日:1989年7月28日
出身地:茨城県
さとうさおり氏の本名は佐藤沙織里(さとう さおり)。
1989年生まれ、36歳(2025年7月現在)。
都議会議員として初当選を果たしたばかりだが、経歴は異色そのもの。
高校卒業後すぐに働き、公認会計士→実業家→政界進出という異例のルートを歩んでいるます
さとう氏は、4人兄弟の次女として、自営業の父と介護士の母のもとで育ちます。
年収200万円という厳しい家庭環境の中、幼い頃からの医師の夢を諦め、高校卒業後は飲食業界へ。
月500時間労働の過酷な環境で体を壊した経験から、23歳で公認会計士を目指すことを決意。
26歳で資格を取得し、大手監査法人トーマツに入社します。
30歳で独立後は自身の会計事務所を設立。
その後、GA technologiesの社外取締役就任や株式会社ふかまるの代表取締役も務めています。
2022年からは政界にも進出し、現在は減税党の党首として活動中です。
2025年6月に行われた東京都議選で初当選を果たしました。
さとうさおりの生い立ち

さとうさおりは1989年7月28日、茨城県で生まれました。
4人兄弟の次女として生まれ、父は自営業、母は介護士という家庭で育ちます。
家庭の年収は200万円程度で、極めて厳しい生活環境だったと言います。
家にはネズミが走り回るような環境で、食事は海で貝を採ったり、山でキノコを採ったりして賄っていました。
幼い頃の夢は医師でした。
しかし、経済的な理由で断念せざるを得ませんでした。
母親から

お金がかかるからダメ!
と言われ、より現実的な看護師を目指すことにしたのです。
両親共働きで年収200万なんてことあるんですね。
さとうさおりの学歴


さとうさおり氏の学歴は
小学校:不明
中学校:不明
高校:茨城県内の公立高校卒業
大学:進学せず
となっています。
小学校や中学校は公表されていません。
高校は看護学校への進学を希望していましたが、これも家計の事情で断念することになります。
自宅から看護学校まで30キロ以上離れており、バス代が払えなかったのです。
結果として、徒歩で通える距離の公立高校に進学することを選択しました。
その高校は偏差値40程度だったそうですが、さとうさんは学年トップクラスの成績を収めます。
その実力を認められ、防衛大学から直接スカウトを受けるほどでした。
防衛医大は毎月、学生手当が支給され、年に2回期末手当も支給されます。
入学金や授業料は無料なので、さとうさんは防衛医大への進学を希望しましたが、体重基準を満たせず、受験を断念することになります。
防衛医大には、体重は「身長と均衡を保っているもの」という合格基準があります。
(例)女性の場合、身長155cmの場合、体重は44kg以上62kg未満
さとう氏は、体重が足らずに進学ができなかったんでしょうね。
その後、経済的理由により大学進学は断念しました。
アルバイトで身につけたビジネスセンス


高校時代、さとう氏は家計を助けるため、様々なアルバイトに励みます。
ガソリンスタンドやコンビニでの仕事では時給700円程度でした。
より多くの収入を求めて、東京への出稼ぎも経験しています。
15歳の時には、お笑いのユニットを組んでトークショーを行うアルバイトも経験します。
2週間に1回、2〜3時間のトークショーを行い、5000円を稼いでいたそうです。
はるな愛さんのモノマネなども披露していたというエピソードもありました。
現在の姿からは想像もつきませんね。
さとうさおりの経歴


さとうさおり氏の経歴は
2009年:株式会社Kings Know入社
2016年:有限責任監査法人トーマツ入社
2019年:デロイトトーマツ税理士法人へ移籍
2020年:佐藤沙織里公認会計士事務所・佐藤沙織里税理士事務所を同時設立(現・銀座エス会計事務所)
2021年:株式会社ファミリーコーポレーションで業務委託として従事
2022年:株式会社GA technologies社外取締役に就任
株式会社ふかまる代表取締役に就任
政治家女子48党に参加
2023年:千代田区議会議員選挙に出馬(落選)
自身の政治団体「さ党」を設立
2024年:衆議院議員選挙に東京1区から出馬(落選)
2025年:千代田区長選挙への出馬
となります。
それでは、詳しくいていきましょう!
株式会社Kings Know入社


高校卒業後、さとう氏は飲食コンサルティング会社に就職します。
レストランのフランチャイズ事業を手がける同社で、新店舗の運営や採用を担当しました。
しかし、月500時間を超える過酷な労働で体を壊してしまいます。
この経験から、肉体労働ではなく頭脳を使う仕事への転換を決意します。
23歳で公認会計士を目指し、猛勉強の末に26歳で資格を取得しました。
有限責任監査法人トーマツに入社


2016年、有限責任監査法人トーマツに入社、監査業務に従事しキャリアを積み始めます。
2019年にはデロイトトーマツ税理士法人に移籍し、富裕層の税務を担当しました。
様々な経営者と出会う中で、ビジネスを通じて社会貢献したいという思いが芽生えていきます。
しかし、ここでも過酷な労働環境に直面します。
上司の中には過労死する人もいたと語っています。
2020年、30歳で独立を決意し、自身の会計事務所をである佐藤沙織里公認会計士事務所と
佐藤沙織里税理士事務所を同時設立しました。
政界への進出


政治家を目指したきっかけには、周囲からの後押しがありました。



あなたは政治家に向いている
と言われることが多く、自然と政界に興味を持つようになったそうです。
複数の政党からスカウトを受ける中で、さとうさんがこだわったのは「自由な発言ができる環境」でした。
2022年には、政治家女子48党で政治活動をスタート。


その後、NHK党を経て、自身の政治団体「さ党」(現・減税党)を立ち上げます。


2024年の衆議院選挙では、東京1区から立候補し、1万2千票以上を獲得。政治の世界に足を踏み入れてわずか2年で、これほどの支持を集めた点は大きな注目を集めました。
幼少期に極貧生活を経験したからこそ、「税金で苦しむ人を減らしたい」という強い信念が、彼女の政策の原動力となっているのです。
2024年の衆議院選挙では、東京1区から立候補し、1万2千票以上を獲得。
政治の世界に足を踏み入れてわずか2年で、これほどの支持を集めた点は大きな注目を集めました。
さとう氏の掲げる政策の柱は「減税」です。
千代田区長選では、区を「減税特区」に指定し、区民税の10%カットを打ち出しました。
さらに、自身の給与を70%削減するなど、具体的な数値を伴う大胆な提案を行っています。
幼少期に極貧生活を経験したからこそ、「税金で苦しむ人を減らしたい」という強い信念が、彼女の政策の原動力となっているのです。
都議会議員


2023年の千代田区議会議員選挙、そして2024年の衆議院選挙では、いずれも惜しくも落選という結果に終わります。
そして迎えた2025年6月、東京都議会議員選挙。
さとうさんは再び千代田区から立候補し、ついに悲願の初当選を果たします。
注目すべきは、その相手です。
なんと、対立候補にはタレント・平愛梨さんの実弟である平慶翔氏が立ちはだかっていたのです。


俳優出身の知名度抜群の現職候補を破っての勝利は、まさに大金星と言えるでしょう。
泡沫候補と呼ばれた初期から一転、今では都政に新しい風を吹き込む存在として注目を集めています。
地道な活動と強い信念が、ついに実を結んだ瞬間でした。
さとうさおりに関するよくあるQ&A集
ネット上では「何者?」「どんな人なの?」といった声が多く上がっています。
ここでは、さとうさおり氏に関する気になるポイントをQ&A形式でまとめました。
まとめ
さとうさおり氏の学歴や経歴についてお伝えしました。
公認会計士としての専門知識と、実業家としての経験を活かした政策提言には説得力があります。
35歳という若さで、これだけの実績を積み上げてきた実行力には目を見張るものがあります。
今後の活動にも、大きな期待が寄せられています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。