若くして衆議院議員となった後藤田正純氏。
筑波大学附属駒場中学・高校から慶應義塾大学へと進み、三菱商事での実務経験を経て政界入り。
31歳での初当選から8期にわたる国会議員を務め、2023年からは徳島県知事として新たな挑戦を続けています。
この記事では、そんな後藤田正純氏の学生時代から政界入りまでの経歴を辿っていきます。
- 後藤田正純さんの家族背景
- 筑波大学附属駒場中学・高校、慶應義塾大学商学部という華麗な学歴
- 学生時代の野球・テニス・囲碁・バンドなど多彩な活動
- 三菱商事勤務から政界入りまでのキャリア
- 31歳での初当選から徳島県知事就任までの歩み
どれかひとつでも気になった方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

後藤田正純のプロフィール

名前:後藤田 正純(ごとうだ まさずみ)
生年月日:1969年8月5日
出身地:東京都多摩市
本籍地:徳島県吉野川市美郷
現職:徳島県知事
前職:衆議院議員(2000年~2023年)
趣味:囲碁、ゴルフ
1969年8月5日、東京都多摩市で医師の後藤田圭博さんと晃子さんの次男として誕生した後藤田氏。
3人きょうだいの末っ子として育ちました。
兄と姉はともに医師となりましたが、父から「うちに3人も医者はいらない」と言われ続けた後藤田氏は、別の道を選択します。
その背中を押したのが、警察庁長官や内閣官房長官を務めた大叔父・後藤田正晴さんの存在でした。
2004年には女優の水野真紀さんと結婚し、翌年に長男・晃平君が誕生。
現在は徳島県知事として活躍する一方、家族は妻と息子が水野さんの実家がある田園調布の二世帯住宅で暮らしています。
家族との時間も大切にしながら、新たな挑戦を続けています。
後藤田正純の学歴

後藤田正純氏の学歴は
小学校:不明
中学校:筑波大学附属駒場中学校(偏差値79)
高校:筑波大学附属駒場高校(偏差値78)
大学:慶應義塾大学商学部(偏差値65)※1年浪人後に入学
となっています。
小学校については、明らかになっていません。
それでは、詳しく見ていきましょう。
後藤田正純の出身小学校

後藤田正純氏の出身小学校は明らかになっていません。
都内の小学校ということですので、公立の小学校に通って中学校受験をしたのかもしれませんね。
後藤田氏は、小学校6年生の「将来の夢」という作文で、「政治家になって国を動かしたい」と書いていたそうです。
これには、政治家・後藤田正晴さんの存在が、進路を決める大きな転機になったようです。
小学生の時は、あまり深く考えず親の職業につきたいと言いがちですが、12歳で国を動かすことを考えているなんて驚きですよね。

小学生で『国を動かしたい』と書くあたり、すでに只者ではなかったようです。
筑波大学附属駒場中学校・高校

後藤田氏は中学受験を、独学で勉強に励み、偏差値79を誇る筑波大学附属駒場中学校に見事合格します。
中学時代は野球部でサードを務め、熱心に部活動に打ち込みました。
ただ、面白いエピソードがあります。
メジャーリーガーに憧れて、試合中にガムを噛んでいたことが対戦相手の怒りを買い、それが原因で野球部を退部することになったのです。

高校は、内部進学で筑波大学附属駒場高校に進学します。
偏差値78という超難関校での生活が始まり、勉学と部活動の両立に励んでいました。
高校時代は意外にも、テニス部と囲碁部という異なる性質の部活を掛け持ちしています。

さらに、女子にモテたいという純粋な動機から、バンドを組んで文化祭で男闘呼組の曲を演奏したこともあります。
息子の晃平さんが囲碁の大会で優秀な成績を収めているのは、父親の影響だったんですね。

一見お堅い学歴の中にも、ユーモアと行動力が光るエピソードが印象的です。
慶應義塾大学商学部

後藤田氏は高校卒業後、1年間の浪人生活を経て、慶應義塾大学商学部に入学します。
大学時代の後藤田氏は、意外にも「真面目な学生」ではありませんでした。

実はあまり学校には行っていませんでした
と本人が語るように、日吉キャンパス時代は雀荘に入り浸っていたそうです。

ただし、アルバイトには熱心で、ホテルの清掃やゴルフ場のキャディー、夜のスナックなど様々な仕事を経験しています。
アルバイトで稼いだお金は、海外旅行に充てることが多かったようです。
スペインでは、マドリッドからバルセロナ、トレド、セゴビアまでバスで巡る大旅行を敢行。
タイでは、カオサンロードでビーチボーイも経験したそうです。

「政治家になるための遠回り」ともいえる大学生活が、のちのバランス感覚を育てたのかもしれません。
後藤田正純の経歴

後藤田氏の経歴は
1993年:三菱商事入社(鉄鋼部門)
1998年:三菱商事退社
1999年:自由民主党徳島県第3選挙区支部長就任
2000年:第42回衆議院議員選挙で初当選(徳島3区)
2005年:内閣府大臣政務官に就任
2013年:内閣府副大臣に就任
2014年:党規制改革推進委員長に就任
2021年:第49回衆議院議員選挙で比例四国ブロックから当選
2023年1月:衆議院議員を辞職
2023年4月:徳島県知事に就任(現職)
となっています。
三菱商事へ入社

大学時代から、大叔父である後藤田正晴さんの秘書として政治の世界に足を踏み入れていました。
しかし、卒業後はすぐに政界には進まず、三菱商事に入社し、鉄鋼などに携わります。
7年間の商社マンとしての経験を積んだ後、退職をしました。

華やかな経歴よりも、地に足をつけて働く7年間が今の政治スタイルの基盤となったのでしょう。
衆議院議員

後藤田氏は、31歳という若さで政界に挑戦。
2000年の衆議院議員選挙で初当選を果たします。
以降、8期にわたって国会議員を務めることになります。
プライベートでは2004年に女優の水野真紀さんと結婚し、翌年には長男・晃平くんが誕生しました。

中央から地方へと軸を移す決断に、現場主義の信念が見えてきます。
徳島県知事

2023年、後藤田氏は衆議院議員を辞職し、徳島県知事選に出馬、当選を果たしました。
現在は徳島県のトップとして新たな挑戦を続けています。
後藤田氏は「保守とは、あるものをよりよく変えていく、そんな政治をすること」という信念を持ち、現在も活躍をしています。

医師の家系に生まれ、商社を経て政治へ。
後藤田正純さんの歩みは異色のエリート像を体現しています。
後藤田正純さんの経歴・学歴に関するQ&A
医師の家系から異例の政治家の道へと進んだ後藤田正純。
「どんな学生時代を過ごしたの?」「どうして政治家を志したの?」「今の家族構成は?」など、ネット上でも関心を集めるポイントをまとめました。
まとめ
徳島県知事の後藤田正純氏の学歴や敬礼についてお伝えしました。
医師一家に生まれながらも独自の道を切り開いてきた後藤田正純氏。
その歩みには、既成概念に捉われない柔軟な発想と、確固たる信念が見て取れます。
今後の活躍にも、注目が集まることでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


