医師一家に生まれた後藤田正純さん。
医師の道を歩んだ兄姉と異なり政界入りを果たした正純さん。
その背景には、政治と医療にまたがる華麗なる家系があります。
この記事では、後藤田家の系譜をたどりながら、その功績と影響力に迫ってみましょう。
- 徳島県知事・後藤田正純氏の経歴と学歴
- 医師一家に生まれた後藤田家の家系構成
- 父・後藤田圭博氏が築いた医療法人「東山会」の理念
- 兄姉がともに医師として活躍するエリート家族
- 大叔父「カミソリ後藤田」こと後藤田正晴氏との血縁関係
- 医療と政治を両立する一族の影響力と正純氏の立ち位置
どれかひとつでも気になった方は、ぜひ最後までチェックしてみてください！
後藤田正純のプロフィール
名前：後藤田 正純（ごとうだ まさずみ）
生年月日：1969年8月5日
出身地：東京都多摩市
本籍地：徳島県吉野川市美郷
現職：徳島県知事
前職：衆議院議員（2000年～2023年）
趣味：囲碁、ゴルフ
後藤田正純氏は、筑波大学附属駒場中学校・高等学校から慶應義塾大学商学部へと進学。
大学時代は、マーケティングを専門とする村田昭治教授のゼミに所属しながら、大叔父・後藤田正晴氏の秘書として政治の世界を学びました。
1993年の大学卒業後は三菱商事に入社し、鉄鋼部門で実務経験を積みます。
1998年に退社後、翌年に自由民主党徳島県第3選挙区支部長に就任。
2000年の衆議院選挙で初当選を果たし、以降7期連続当選を重ねました。
内閣府副大臣などの要職を歴任し、2023年1月に衆議院議員を辞職。
同年4月、徳島県知事選で当選し、現在に至ります。
後藤田正純の家系図
後藤田正純氏の家族構成は
父親：後藤田圭博
母親：後藤田晃子
長男：後藤卓志
長女：後藤田聡子
次男：後藤田正純
となっています。
それぞれの人物を詳しく見ていきましょう。
医師と政治家が並び立つ構成から、家族全体に“公共への使命感”が根付いているように感じます。
後藤田正純の父親は医師
後藤田正純氏の父親は、後藤田圭博さんです。
名医として多くの患者から信頼を集めた医師でした。
圭博さんの父親の増三郎さんも医師だったため、代々医者家系のようです。
1938年生まれの圭博さんは、1963年に東京大学医学部を卒業。
がん研究所への入所を経て、医療の道を歩み始めました。
1982年には調布東山病院を開設。
開院に際しては、医師や看護師、事務職員を集めて合宿を行い、理想の医療について徹底的な議論を交わしたといいます。
「人情味あふれるサービス」を病院運営の柱に据えた圭博さん。
1989年には医療法人社団東山会の理事に就任し、地域医療の発展に尽力しました。
2009年、胆石から胆嚢炎を併発し、70歳で他界。
その後、東山会は長女の小川聡子さんに引き継がれ、父の意志は今も受け継がれています。
圭博さんの築いた医療への信念は、医師となった子供たちはもちろん、政治家となった正純さんの中にも脈々と生き続けているのかもしれませんね。
医療を「人情の仕事」と捉えた父の姿勢が、正純氏の人への真摯な向き合い方にも影響していそうです。
後藤田正純の母親
後藤田正純氏の母親は、晃子さんです。
晃子さんの生年月日や学歴、顔画像、具体的なエピソードなどの詳細な情報は公になっていません。
プライバシーを重視されている様子が伺えます。
医療法人社団東山会を率いた夫・圭博さんを支え続けていたので、懐の大きな方なんでしょうね。
公の場に出ずとも、家庭を支える存在として家族を包み込む強さが感じられます。
後藤田正純の兄弟
後藤田正純氏には、兄と姉がいます。
兄：卓志
姉：聡子
共に、医師として活躍しています。
兄の後藤田卓志さんは東京医科大学出身です。
国立がんセンター中央病院の消化器内視鏡部医長を経て、母校の教授に就任しました。
胃がんの内視鏡治療のエキスパートとして知られています。
姉の聡子さんは東京慈恵会医科大学出身の循環器内科医。
現在は父の後を継いで東山会の理事長を務めています。
父親から「うちに3人も医者はいらん」と言われ続けた正純さん。
それが政治家への道を選ぶきっかけとなったようです。
専門職としての誇りと責任を貫く姿勢が、まさに後藤田家の品格を象徴していますね。
後藤田正純の叔父
後藤田氏の親族で、最も注目すべきは、大叔父の後藤田正晴さんの存在です。
「カミソリ後藤田」の異名を持つ政界の重鎮でした。
後藤田正晴さんは警察庁長官、内閣官房長官、法務大臣を歴任。
徳島県全県区から衆議院議員として7期務めた政治家です。
徳島県の麻植郡で酒造業を営む家に生まれた正晴さんは、東京帝大法学部を卒業後、内務省に入省します。
戦後は警察官僚として頭角を現し、田中角栄首相に見出されて政界入りを果たしました。
正純氏は大学時代から、正晴さんの秘書として政治の世界に触れていました。
ただし、すぐには政界には進まず、三菱商事で7年間の実務経験を積みます。
31歳で初当選を果たすと、8期にわたって衆議院議員を務め、2023年からは徳島県知事として新天地に挑戦しています。
「カミソリ後藤田」の血を継ぐ冷静さと胆力は、政治家としての礎になっているのでしょう。
後藤田家は代々、政治家の血脈
曽祖父の後藤田増三郎さんは、徳島県会議員や麻植郡議会議長を務めました。
祖父の後藤田耕平さんも村長や県会議員として活躍。
医師としても地域医療に貢献しました。
さらに親戚には、元日本社会党衆議院議員の井上普方さんもいるなど、政界とのつながりは枚挙にいとまがありません。
このように、医療と政治の両分野で輝かしい功績を残してきた後藤田家。
その血を引く正純さんは、徳島県知事として活躍することは間違いありません。
医師一家ということで、育った環境も相当な名家であることがうかがえます。
医療と政治、異なる分野で社会を支え続ける姿勢に、名家の矜持を感じます。
後藤田正純の家族と家系に関するQ&A
政治家としてだけでなく、医師一家の出身としても知られる後藤田正純さん。
ネットでは「父親はどんな医師？」「兄弟も医者？」「カミソリ後藤田との関係は？」といった疑問を持つ人も多いようです。
ここでは、そんな後藤田家の家系や人物像について、よく検索されるポイントをQ&A形式でわかりやすくまとめました。
まとめ
徳島県知事の後藤田正純氏の家系についてお伝えしました。
家系の重みを背負いながらも、自身の信念を貫く姿勢は、まさに後藤田家の DNA を受け継ぐものと言えるでしょう
今後の活躍にも、大きな期待が寄せられています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
