熊本県知事の木村敬氏。
実は、幼少期から高い知的能力を発揮してきたエリート官僚なんです。
幼稚園児の頃から難読漢字が読め、東大法学部を卒業するまでの学歴は、木村氏の卓越した才能を物語っています。
しかし、その道のりは単なるエリートコースではありませんでした。
浪人や国家公務員試験の不合格など、挫折も経験しています。
今回は木村敬氏の学歴について、まとめていきます。

木村敬のプロフィール

名前:木村 敬(きむら たかし)
生年月日:1974年5月21日
出身地:東京都恵比寿
現職:熊本県知事(第21代)
最終学歴:東京大学法学部
前職:国家公務員・熊本県副知事
木村敬氏は1974年5月に東京都に生まれました。
2002年に結婚して以来、奥さんと二人三脚で歩んでいます。
子供はいませんが、かつては愛猫「クサッチ」と暮らしていました。
「クサッチ」は江津湖のほとりで出会った捨て猫で、夫人の希望で家族に迎え入れたものです。
現在は公務員住宅でペット禁止のため、岡山の義母宅で暮らしています。
義母は一人暮らしで畑仕事を続けており、収穫期には大量の野菜が届くことも。
木村氏が自ら調理を担当し、トマトソースやパンプキンスープを作ることもあるそうです。
公私ともに多忙なですが、日本酒を楽しむなど、夫婦の時間も大切にしています。
木村敬の学歴

木村敬氏の学歴は、以下のとおりです。
小学校:東京都内の公立小学校(恵比寿近郊)
中学校:武蔵中学校
高校:武蔵高学校
大学:東京大学法学部
小学校については明らかになっていません。
木村氏は、幼い頃から鉄道が大好きな少年でした。
両親は幼少期、そんな木村氏に時刻表をプレゼントします。
この時刻表との出会いが、木村氏の才能を開花させるきっかけに…
なんと幼稚園児の段階で、「音威子府(おといねっぷ)」や「酒々井(しすい)」といった大人でも読むのが難しい駅名の漢字が読めたそうです。
また、時刻表を読み込むうちに、自然と演算能力も身についていきました。
小学校に入る前からずば抜けていたんですね。
それでは、詳しく見ていきましょう!
木村敬の小学校

木村氏の出身小学校については、明らかになっていません。
ただ、小学校受験に挑戦するも、惜しくも不合格となっています。
そのため、地元の公立小学校へ進学することになりました。
実は小学生時代の木村氏は、勉強をあまりしない子供だったそうです。
草野球や藤子不二雄の漫画を楽しみ、テレビの野球中継に夢中になる普通の少年でした。

特に野村克也さんの「野村スコープ」という配球予想のコーナーが大のお気に入りでした。
そんな木村氏を見かねた両親が、野村克也さんのビジネス書「裏読み」を買ってきます。
難しい内容でしたが、大好きな野村克也さんの本ということで熱心に読み、これがきっかけで机に向かって本を読むようになっていったそうです。
ガリ勉くんなんのかと思いましたが、漫画好きだとは意外でした。
木村敬は武蔵中学校出身

木村氏は中学受験で、難関校の武蔵中学校に見事合格します。
偏差値65という高いハードルを、問題を解くことを楽しみながらクリアしたんです。
この頃から、すでに官僚を目指す意識が芽生えていました。
父親がジャーナリストということもあり、ニュースを身近に感じていた木村さん。
特に久米宏さんのニュース番組に夢中になり、「なぜ?」と考えながら視聴していたそうです。
さらに「大蔵省」という本との出会いが、官僚を志す決定打となりました。
中学時代から官僚を目指していたんですね。
木村敬の出身高校は武蔵高校

木村氏は武蔵高等学校に内部進学します。
高校時代は生徒会活動と気象観測部での活動に力を入れました。
生徒会では予算の決定に苦労し、挫折も経験します。
この経験は、後の官僚としてのキャリアにも活きることになりました。
木村敬は東京大学出身

木村氏は、1年間の浪人生活を経て、念願の東京大学法学部への入学を果たします。
高校時代は「好きな科目しか勉強していなかった」という木村さん。
そのため東京大学への現役合格は叶いませんでした。
大学3年生の時、木村氏の人生を大きく変える出会いが訪れます。
当時筑波大学から東京大学に移ってきた前熊本知事である蒲島郁夫教授との出会いです。

木村氏は「蒲島ゼミ」の第一期生として、ゼミ長を務めることになります。
しかし、木村氏は国家公務員試験で一度不合格となります。
それでも諦めることなく、ゼミでの研究を続けました。
その成果として研究本を出版し、翌年には見事国家公務員試験に合格します。
蒲島教授からは研究者への道も勧められましたが、総務省への内定が決まっていたため、その道は選びませんでした。
研究者を選んでいたら、熊本県知事になることはなかったのかもしれませんね。
まとめ
熊本県知事・木村敬しの学歴についてお伝えしました。
こうして、幼少期から東大卒業まで、エリート街道を歩んできた木村敬さん。
しかし、単なるエリートではありません。
挫折を乗り越え、本との出会いで人生が変わり、師との出会いで成長を遂げました。
そんな経験が、現在の熊本県知事としての活躍にも活かされているのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
