文部科学大臣や経済産業大臣を歴任し、今や自民党の中枢を担う萩生田光一氏。
一見堅物そうに見える萩生田氏ですが、学生時代は意外なほど行動的で情熱的な青年でした。
そこでこの記事では、萩生田光一氏の学歴や学生時代のエピソードを、当時のエピソードとともにわかりやすく紹介していきます。
- 萩生田光一氏の出身大学・高校・中学・小学校の学歴一覧
- 高校時代に政治を志すきっかけとなった“ボットン便所”のエピソード
- 明治大学時代に議員秘書として働き始めた背景と経験
- 学生時代の性格やヤンチャな一面、リーダー気質のエピソード
- 成人式で語った「政治家になる」という決意
どれかひとつでも気になった方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

萩生田光一氏の学歴
萩生田光一氏の学歴は下記のとおりです。
小学校:八王子市立第十小学校
中学校:八王子市立第二中学校 入学
八王子市立ひよどり山中学校 卒業
高校:早稲田実業高等部
大学:明治大学商学部
中学はもともとは第二中学校に通っていました。
しかし当時の八王子はベビーブームで生徒数が急増しており、途中で新設されたひよどり山中学校に転校し、1期生として卒業したそうです。
地元でのびのび育ち、野球部のキャプテンも務めていました。
地元・八王子の学校を卒業後、名門・早稲田実業から明治大学へと進学した経歴を持ち、そこには“行動派”らしいエピソードが詰まっているんです。
ここでは、萩生田氏の学歴を小学校から大学まで時系列で紹介していきます。
萩生田光一の出身小学校は八王子市立第十小学校

萩生田光一氏は、地元・東京都八王子市にある八王子市立第十小学校の出身です。
自然が豊かな環境で育ち、子どもの頃は虫取りや外遊びが大好きだったそうです。
活発で行動的な性格は、この頃からすでに芽生えていたのかもしれません。

政治家って幼少期からしっかりしてるイメージあるけど、意外と普通の男の子なんですね!
地域の友達と遊びながら地元の人とのつながりを大切にしてきた萩生田氏。
のちに地元密着型の政治家と呼ばれる背景には、こうした原体験があるようです。

小さい頃から地元と深く関わってきた経験が、今の活動の原動力になっているのですね。
萩生田光一の出身中学校は八王子市立ひよどり山中学校

萩生田光一氏は、八王子市立第二中学校に入学し、3年生の途中で新設されたひよどり山中学校へ転校しました。
当時のひよどり山中学校は開校したばかりで、萩生田氏は第1期生として卒業しています。
中学時代は野球部に所属し、キャプテンとしてチームを引っ張る存在だったそうです。
責任感が強く、仲間をまとめるリーダー気質は、この頃からすでに発揮されていました。

子どもの頃から人をまとめる力があったなんて、今の政治スタイルにも通じていますね。
萩生田光一の出身高校は早稲田実業高等部

萩生田光一氏の出身高校は、東京都内でも屈指の名門校・早稲田実業高等部です。
早実は早稲田大学の系属校で偏差値70超、進学率の高さや野球部の強さでも知られています。
萩生田氏も野球部に入部しましたが、すぐに退部。
その後、友人関係を広げながら学校生活を楽しんでいたそうです。
とはいえ、まじめ一辺倒ではなく、少しヤンチャな一面も。

卒業パーティーのチケット販売が原因で停学になったり、他校とのトラブルで再び停学処分を受けたりと、波乱の高校時代だったと語っています。

そんなエピソードがあったなんて、今のイメージと違う!
それでも、早実時代のリーダーシップや度胸は、今の行動力ある政治家としての姿勢につながっているように思えます。
実は、萩生田光一氏が政治に関心を持ったのは、高校時代に感じた地元の不便さがきっかけだったんです。
ここでは、萩生田氏の人生を変えたユニークな原点を見ていきましょう。
地元のトイレ事情に疑問を持った高校時代

萩生田光一氏が通っていた当時の八王子市は、まだ下水道整備が進んでおらず、自宅も汲み取り式のトイレ(いわゆる「ボットン便所」)だったそうです。
友人の家はどこも水洗トイレなのに、自分の家だけ違う。
それがきっかけで「なぜ地域によってこんなに差があるのか」と疑問を持ち、市役所に直接電話をかけて確認したといいます。

高校生で市役所に問い合わせるなんてすごい行動力!
そこで「整備が終わるまで10年以上かかる」と聞かされ、地域の仕組みや行政の遅れを意識するようになったとか。
この出来事が、のちに政治家を志す最初の原点となりました。
街を変えたいという想いが芽生えた瞬間

トイレ問題を通じて、萩生田光一氏は「地域を良くしたい」という気持ちを強くしたそうです。
便利さや快適さだけでなく、「誰もが誇れる街にしたい」という想いが、地元・八王子への愛着を深めていきました。
政治に関心を持つ高校生は珍しいですが、彼にとってはそれが自然な流れ。
身の回りの課題を自分ごととして捉え、行動に移すタイプだったことがわかります。

小さな違和感を行動につなげたところに、萩生田氏らしさを感じますね。
萩生田光一の出身大学は明治大学商学部

萩生田光一氏は、高校卒業後に一浪を経て明治大学商学部に入学しました。
明治大学商学部は、日本の私立大学の中でも伝統ある学部として知られ、数多くの政治家や経営者を輩出しています。
在学中、萩生田氏はラグビー部に所属しており、体力やチームワークを重視する環境で鍛えられたようです。
また、大学時代には当時の八王子市議会議員・黒須隆一氏の秘書としても活動。
授業と仕事を両立させながら、社会の仕組みを学び、政治への関心を深めていきました。
大学時代から市議会議員の秘書として活動

萩生田光一氏は、明治大学商学部に通っていた頃、地元八王子市の市議会議員・黒須隆一氏の秘書として活動を始めました。
最初は週2回のボランティアとして関わっていたものの、黒須氏の都議選出馬を機に正式な秘書としての名刺をもらったそうです。
大学生活のかたわら、政治活動の最前線に立つというのは並大抵のことではありません。
黒須氏が落選した際には、その悔しさや再起する姿を間近で見たことで

政治家にとって一番大事なのは人の信頼
だと学んだといいます。
この経験が、政治を理論ではなく現実として捉える大きな転機となりました。
「学生ではなく社会人として扱われた」経験
萩生田光一氏は当時を振り返り、「学生扱いではなく、一人の社会人として接してもらえた」と語っています。
その責任感の中で、地域住民と接し、政策や選挙活動を通して人の声を聞く大切さを実感したそうです。
この実践的な経験が、のちに地元密着型の政治家と呼ばれる理由のひとつになったのかもしれません。

若いうちから現場を知っているからこそ、説得力ある政治ができるのですね。
萩生田光一氏の学歴・学生時代に関するQ&A集

萩生田光一氏については、「どこの大学?」「高校時代はどんな人だったの?」といった疑問を持つ方が多いようです。
ここでは、これまで紹介した内容をもとに、学歴や学生時代のエピソードをQ&A形式で整理しました。
まとめ
萩生田光一氏の学歴について、お伝えしました。
学生時代を振り返ると、地元・八王子への強い愛着と行動力が一貫していることがわかります。
早稲田実業高校ではヤンチャながらも仲間思いな性格を見せ、明治大学では議員秘書として早くから政治の現場を経験。
家庭のトイレ事情をきっかけに政治を志すなど、身近な課題を自分ごとにする力が若い頃から備わっていました。
今の実直で現場主義な姿勢は、この時代の経験に裏打ちされたもの。
学歴以上に、人としての厚みが感じられる学生時代だったといえますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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