元総合格闘家であり、政治家としても活躍する須藤元気氏。
その多彩なキャリアの原点ともいえるのが、地元・江東区で家族と営んできた居酒屋の存在です。
特に父・正英さんは、40年以上にわたって地元民に愛される店を切り盛りしてきました。
この記事では、須藤元気氏の実家・家族・そして父親との関係など、まとめていきます。
- 須藤元気さんの父・正英さんはどんな人物なのか
- 実家の居酒屋「磯幸」の場所や雰囲気
- 元気さんが語る“父の教え”や家族とのエピソード
- 看板メニュー「元気ハイボール」やお店のこだわり
- 店がファンの“聖地”と呼ばれる理由とは
どれかひとつでも気になった方は、ぜひ最後までチェックしてみてください！
須藤元気の父親はどんな人？
須藤元気氏の父親は須藤正英（まさひで）さんです。
東京都江東区東陽町で老舗居酒屋「磯幸（いそこう）」を40年以上にわたって営んできた名物店主です。
下町の空気が漂う地元に根ざしたその姿勢は、多くの常連客からも信頼を集めてきました。
正英さんは、いわゆる「昔ながらの職人気質」を感じさせる人物です。
居酒屋経営をしながら、料理の仕込みから接客まで幅広く担当しており、その姿はまさに昭和の頑固親父といった風格。
ですが、その一方で、常連客との会話を大切にする人情味あふれる性格でも知られています。
実際に店を訪れたファンからは「親しみやすい」「笑顔が優しい」といった声もあり、テレビやSNSでは見られない一面が垣間見えると話題になっています。
須藤元気さん自身もたびたび、
父の生き様から学ぶことが多かった。
と語っています。
父親が大切にしてきたのは、料理やお酒以上に人とのつながり。
その考え方は、格闘技でも政治でも「人に誠実であること」を貫く元気さんの生き方に、深く影響を与えているようです。
また、父・正英さんは須藤氏がプロ格闘家として活躍していた頃も、店に元気氏のポスターを貼り応援していたというエピソードも残っています。
須藤元気さんのぶれない価値観や柔軟性は、下町の居酒屋を40年以上切り盛りしてきた父・正英さんの背中を、ずっと見て育ったからなのかもしれませんね。
「磯幸」ってどんなお店？場所・アクセス・雰囲気まとめ
須藤元気さんの実家が営む居酒屋「磯幸」は、東京都江東区・東陽町エリアにある、地元密着型の人気店です。
創業から40年以上続く老舗で、現在は店舗名を「磯幸）」と「磯ひで」の2つに分けて営業しています。
店舗情報とアクセス
磯ひで（旧名・磯幸 本店）
住所：東京都江東区東陽町付近（詳細非公開）
最寄り駅：東京メトロ東西線「東陽町駅」から徒歩約3分
磯幸（旧名・磯幸 支店）
住所：東京都江東区東陽町付近（詳細非公開）
最寄り駅：東京メトロ東西線「東陽町駅」から徒歩約3分
※住所の詳細は公式には公開されていないため、現地に足を運ぶ際は事前確認をおすすめします。
どちらの店舗もアクセスは良好で、駅からの徒歩圏内。
住宅街の中に溶け込むように佇んでおり、初めて訪れた人にもどこか懐かしさを感じさせる雰囲気です。
店内は木目調の落ち着いたつくりで、カウンター席と小上がりが数席というこぢんまりした空間。
厨房の中では店主が丁寧に調理をしており、まさに下町の家庭料理が楽しめる場所となっています。
常連客同士の距離も近く、お酒を片手に世間話に花が咲くことも少なくありません。
須藤元気氏のファンもひっそりと訪れており、特に地元では知る人ぞ知る名店として親しまれています。
チェーン店やバルが増える中で、昭和風の居酒屋がいまも生き残っているのは、それだけ人と人との温度を求める人が多いということなのかもしれませんね。
おすすめメニューは須藤元気も推す「元気ハイボール」
「磯幸」や「磯ひで」で提供されているメニューは、どれも素朴で家庭的な味わいが特徴です。
中でも注目なのが、須藤元気さん本人もおすすめするドリンクメニュー、「元気ハイボール」。
爽やかで香り高く、男女問わずリピーターが多い人気メニューとして親しまれています。
柑橘の香りが広がる“元気ハイボール”
「元気ハイボール」は600円（税込）。
柑橘系のリキュールと炭酸のバランスが絶妙で、ジメッとした夏の日にもスッと飲みやすい一杯です。
甘さ控えめで香りが豊かなので、揚げ物や焼き魚との相性も抜群。
このハイボールは、須藤元気さんが「自分の名前を冠したものはちゃんと美味しくないと」と、父と一緒に試作を重ねて完成させたものともいわれています。
メニュー表に「元気」という文字が入っているのも、ちょっとしたファンサービスですね。
その他の人気メニュー
「磯幸」では、定番の和食系おつまみが幅広く揃っています。
中でも以下の3品は特におすすめです。
- ハムカツ：サクサク衣とハムのバランスが絶妙
- 野菜炒め：手作り感満載の昔ながらの味つけ
- だし巻き玉子：甘すぎず出汁の効いた絶品
どれも価格は500円前後と良心的。
下町価格でしっかりとした味とボリュームが楽しめます。
「元気ハイボール」のようなシグネチャードリンクがある店って、なんだか応援したくなりますよね。
「磯幸」は須藤元気ファンの聖地に
東京都江東区の「磯幸」および「磯ひで」は、地元の居酒屋でありながら、いまや須藤元気氏のファンにとっての聖地としても知られています。
その理由は、元気さんのルーツがこの店に詰まっているからにほかなりません。
店内には、須藤元気氏が格闘家として活躍していた時代のポスターや雑誌の切り抜き、直筆サインなどが飾られています。
壁を眺めるだけで、まるで一つのミニギャラリーのような雰囲気。
ファンにとってはたまらない空間です。
特に格闘技イベントの前後には、ファン同士で「磯幸」に集まり、交流を深める場として利用されることも。
元気氏本人がサプライズで店に立つこともあったそうで、そうした偶然を求めて訪れる人も少なくありません。
しかし、「磯幸」は、決して有名人の実家を全面に押し出すような商売をしているわけではありません。
あくまでも地元密着の居酒屋として、常連客を大切にしてきた店です。
それでも、須藤元気氏の存在をきっかけに店を知った人々が、居心地の良さに惹かれてリピーターになる例が多いのは事実。
ファンであっても、初めて訪れる方であっても、自然とその輪に入っていける雰囲気が、「磯幸」が愛される場所であることを物語っています。
有名人の実家というと話題先行なイメージもありますが、磯幸にはそれとは違う温もりがあります。
須藤元気は母の死後、父とともに店を支える
長年にわたり、夫婦二人三脚で営まれてきた居酒屋「磯幸」。
しかし、母・茂美さんは2023年12月に病気で他界されました。
突然の別れは、家族にとって大きな喪失であり、店にとっても大切な支柱を失った瞬間でもありました。
母の死後、須藤元気さんは自身のSNSやインタビューで、両親の存在がいかに自分にとって大きかったかを語っています。
中でも「親孝行は生きているうちに」という言葉を何度も繰り返していたことが印象的です。
葬儀のあと、父・正英さんを一人きりにすることが心配になり、元気さんは一時的に自身の活動を調整し、実家の店をサポートしました。
その姿勢からは、表舞台で華々しく活動してきた元気さんの、素顔の“家族思い”が見えてきます。
そして、母の死をきっかけに「磯幸」を完全に継ぐかどうかを真剣に考えた時期もあったようです。
政治活動やパフォーマンスグループの活動と並行する中で、決して簡単な選択ではなかったはずです。
結果的に、元気さんは「自分の使命は他にもある」として店の経営は父に託す選択をしましたが、その間もできる限りの支援を続けてきました。
イベント時にはお店に立ち、お客様と交流するなど、息子としても看板息子としても店を支える姿勢は変わっていません。
母を失ったことで、須藤元気さんはそれまで以上に“家族”という存在の尊さと儚さに気づいたのではないでしょうか。
須藤元気の父親・実家に関するよくある質問
ここでは、須藤元気氏を検索される方が気になりがちな疑問を、わかりやすくQ&A形式でまとめました。
まとめ
須藤元気氏の父親や経営する居酒屋についてお伝えしました。
須藤氏の活躍には、下町・東陽町で地道に居酒屋を営んできた父・正英さんの存在が欠かせません。
厨房で黙々と料理を作り、常連客と丁寧に向き合いながら築かれてきた「磯幸」は、単なる飲み屋ではなく、家族の絆と歴史が詰まった場所です。
母・茂美さんと共に守り抜いてきた家庭の味は、今も多くの人の記憶に残り続けています。
今ではファンの聖地としても知られるこの店は、派手な広告や宣伝がなくても人を惹きつけてやまない空間です。
江東区・東陽町を訪れた際には、ぜひ一度「磯幸」または「磯ひで」の暖簾をくぐってみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
