政界の注目株として知られる小泉進次郎氏の背景には、4代にわたる政治家の血筋が流れています。
小泉家の歴史を紐解くと、そこには驚くべき逸話と人物が登場します。
「政治は血筋」と言われる日本の政界において、小泉家は最も純度の高いサラブレッドと言えるでしょう。
まずは、小泉進次郎氏の血筋を遡ってみましょう。

小泉進次郎の家系図

小泉進次郎氏は、明治時代から続く政治家一族の出身です。
曽祖父の代から政治家という家系に生まれているのです。
曽祖父:小泉又次郎 (逓信大臣・衆議院副議長)
祖父:小泉純也 (防衛庁長官)
父:小泉純一郎 (内閣総理大臣)
28歳で衆議院議員に初当選した小泉進次郎氏は、4代目ということになります。
環境大臣や自民党神奈川県連会長などの要職を歴任し、若手のホープとして期待を集めています。
それでは、詳しくみていきましょう!
曾祖父・小泉又次郎

小泉進次郎氏の曾祖父である小泉又次郎氏は、とび職人から身を立てた異色の経歴の持ち主でした。
タフな政治家として名を馳せました。
全身に入れ墨があったことから「いれずみ大臣」と呼ばれ、逓信大臣や衆議院副議長を務めました。
当時の横須賀では、入れ墨を持つ人物でなければ地域を仕切ることができない時代背景があったのです。

あの時代に刺青入っていたということは、横須賀を
牛耳っていた可能性があるんじゃない?
祖父・小泉純也


鹿児島県の鮫島家出身である小泉純也氏は、小泉又次郎の娘・芳江と駆け落ち同然で結婚しました。
政治家になることを条件に婿入りを許されたのです。
そんな小泉純也氏も国会議員として活躍し、防衛庁長官まで上り詰めます。
「安保男」の異名を持ち、強気な国防政策で知られた人物でした。
こうして、代々続く政治家の道ができあがったのです。



この人が婿入りをしていなかったら、進次郎氏は
政治家になっていなかったのかものれないのか…
父・小泉純一郎


小泉進次郎氏の父、小泉純一郎氏は、日本の政治史において重要な存在です。
「自民党をぶっ壊す!」というスローガンで2001年に首相となり、郵政民営化などの改革を進めました。
12期にわたり衆議院議員を務め、2001年から2006年まで首相の座に就きました。
純一郎氏は、派閥にとらわれないスタイルで人気を集めました。
特に「小泉劇場」と呼ばれる戦略で、自身に反対する議員を次々と排除し、党内での影響力を強めました。


結果として、彼の時代に自民党の構造が大きく変わることとなりました。
父親の「劇場型政治」とは異なる道を模索する進次郎氏。
環境問題や気候変動対策に力を入れ、若い世代の支持を集めています。
独特な言い回しは「進次郎構文」として話題を呼び、政治家としての個性を確立しつつあります。
現在の小泉純一郎氏は、隠居生活を送っています。
お年玉は500円
小泉純一郎氏のお年玉は500円だったそうです。
誰かが子供にお年玉を渡そうとしても



お年玉をあげないでくれ!!
と断っていたんだとか!
そして、純一郎氏は親戚の子供へのお年玉も500円で「500円で何ができるか考えなさい」という教えだったそうです。



小泉家で最も成功を収めた政治家と言えるよね。
小泉進次郎の兄弟は2人
小泉進次郎には、
兄:俳優の小泉孝太郎
弟:会社員の宮本佳長
という2人の兄弟がいます。
母・宮本佳代子さんとは幼少期に両親が離婚したため、伯母の道子に育てられました。
それでは、詳しくいていきましょう。
兄・小泉孝太郎


進次郎氏には兄・小泉孝太郎氏がいます。
孝太郎氏は俳優として活躍していることは有名ですね。
実は父・純一郎氏からは



政治家になるな!!
と言われていたそうです。
そのため、彼は芸能界での道を選びました。
幼少期から兄弟仲は良く、進次郎氏が中学2年生になるまで、母親が伯母であると信じていたというエピソードもありますが、孝太郎氏は薄々気づいていたそうです。
真実を知ったときは大きな衝撃を受けましたが、その後も兄弟としての絆は変わらず続いています。



父親から政治家になるな!と言われてたとは
ちょっと意外だね。
弟・宮本佳長


進次郎氏には弟の宮本佳長氏がいます。
佳長氏は両親の離婚後、母と共に暮らしていたため、小泉家とは長らく距離がありました。
しかし、進次郎氏が大学生のときに初めて対面し、兄弟としての関係が再び築かれることとなりました。
現在、佳長氏は三井不動産レジデンシャルで働いており、政治の道には進んでいません。
しかし、進次郎氏は



兄弟としてのつながりは大切にしたい
と語っています。
2013年には、佳長氏の結婚式で30年ぶりに家族全員が顔を合わせました。
孝太郎・進次郎・佳長の3兄弟は、複雑な家庭環境を乗り越えて絆を深めているようですね。
小泉進次郎の実母


小泉進次郎氏の母親は宮本佳代子さんです。
エスエス製薬の創業家出身で、財界とのつながりも深いです。
生年月日:1956年生まれ
出身:神奈川県鎌倉市
学歴:青山学院大学経済学部卒業
現職:宮本アソシエイツ代表、経営コンサルタント
宮本佳代子さんは、エスエス製薬の元会長である泰道照山の孫娘として生まれました。
小泉純一郎氏とはお見合い結婚です。
大学4年の時に小泉純一郎とお見合いし、その日のうちにプロポーズを受けるという、電撃的な出会いでした。
1982年、三男を妊娠6ヶ月で小泉純一郎と離婚します。
長男・孝太郎と次男・進次郎は小泉家に、三男・佳長は宮本家で育つことになりました。
離婚後、三井不動産のグループ会社に入社し、宅地建物取引試験に一発合格します。
不動産営業のトッププレイヤーとして頭角を現し、現在は経営コンサルタントとして活躍しています。
「伝説の不動産コンシェルジュ」と呼ばれ、各界で高い評価を得ています。
ストライク(東証プライム上場)の顧問
ゼネコン、IT関連企業の特別顧問
スポーツを取り入れた幼児教育企業の顧問
弁護士事務所など、十数社の顧問を務める
2024年初頭には、次男・進次郎氏と直接の再会を果たしています。
長男が誕生したことで「家族とは何か」を考え直すようになり、母親と直接会う決断をしたそうです。
「会って良かった」という感想を漏らした進次郎の言葉には、深い意味が込められています。



30年以上離れていた親子が再びつながるって、感動だね
小泉進次郎の妻は滝川クリステル


2019年、小泉進次郎氏はフリーアナウンサーの滝川クリステル氏と結婚し、話題を呼びました。
現在は2児の父となり、政治家としてだけでなく、家庭人としての顔も見せています。
滝川さんはフランスと日本のハーフで、東京オリンピックの招致スピーチで有名になった人物ですね。
「お・も・て・な・し」という言葉が流行語となり、日本全国で親しまれました。
彼女は現在、動物保護や環境問題に取り組む財団を運営しており、進次郎氏の環境政策とも通じる部分が多いです。
小泉進次郎は石原慎太郎と親戚関係


小泉家の家系図を調べると、石原慎太郎家との親戚関係にあることがわかるんです。


家系図が見づらくて申し訳ないのですが…
小泉進次郎氏の叔父である小泉正也氏の妻・美枝子さんが石原慎太郎氏と遠い親戚なのです。
例えば、法事の席での小泉純一郎氏と石原慎太郎氏の振る舞いは特に印象的です。
通常は厳かな雰囲気の法事の場で、2人は世間話に花を咲かせ、大声で笑い合っていたそうです。
他の参列者が驚く中、「その2人だけは許される」という空気があったと言います。
さらに驚くべきことに、文豪・夏目漱石とも遠い親戚関係にあることが判明しています。



家系図を見る限り、小泉氏と石原氏が法事で
一緒になることはないような気がするんだけどなぁ
これからの小泉家


小泉進次郎氏の子どもたちで5代目となる小泉家は、今後どのような道を歩むのでしょうか。
政治の世界で活躍するのか、それとも新しい分野に挑戦するのか、注目が集まります。
彼らの選択は、これからの小泉家の歴史を作っていくことになります。
このように、小泉進次郎氏を取り巻く家系図には、日本の政治史と深く結びついた興味深い物語が隠されています。
4代にわたる政治家の血を引く小泉進次郎氏は、これからも日本の政界で重要な役割を果たしていくことでしょう。
多くの人々が、その動向に注目し続けています。



5代目、気になるよね。
まとめ
4代続く政界の名門・小泉家の家系図についてお伝えしました。
曽祖父:小泉又次郎 (逓信大臣・衆議院副議長)
祖父:小泉純也 (防衛庁長官)
父:小泉純一郎 (内閣総理大臣)
小泉進次郎 (環境大臣)
系譜は、「いれずみ大臣」の異名を持つ又次郎氏から、防衛庁長官の純也氏、首相を務めた純一郎氏、そして現在の進次郎氏へと受け継がれています。
複雑な家族関係を持ちながらも、2024年には実母との再会を果たした進次郎氏。
石原家との意外な親戚関係や、妻の滝川クリステル氏との間に生まれた子どもたち。
小泉家の5代目となる道之助くんの未来にも、注目が集まっています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。



