元NHK職員から政治家へと転身した立花孝志氏。
インターネットで「立花孝志・頭がおかしい」というキーワードで検索される方も多いようです。
しかし一方では、鋭い知性と戦略的思考を持つ「頭のいい人」と評価されています。
批判と称賛が交錯する理由を、立花氏の発言や行動から探ってみましょう。
では、なぜ立花氏は「頭がおかしい」と言われるのでしょうか?
その理由や背景を掘り下げていきます。
- 立花孝志氏のプロフィールと経歴
- 「頭がおかしい」と言われる5つの理由
- 「頭がいい」と評価される根拠と戦略的思考
- 炎上行動が実は計算された戦略である可能性
- 批判と評価が共存する“二面性のある人物像”
どれかひとつでも気になった方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

立花孝志のプロフィール

名前:立花 孝志(たちばな たかし)
生年月日:1967年7月29日
出身:大阪府泉大津市
前職:日本放送協会職員・フリージャーナリスト・パチプロ
現職:政治家・YouTuber・タレント
立花孝志(たちばな たかし)氏は1967年7月29日、大阪府泉大津市生まれ。
元NHK職員であり、現在は政治家・YouTuberとして活動しています。
高校卒業後の1986年にNHKへ入局し、経理部門などを担当。
2005年にNHK内部の不正経理を告発したことで注目を集めますが、自身も処分を受けて退職しました。
その後、フリージャーナリストやパチプロとして生計を立て、2013年に「NHKから国民を守る党(現・NHK党)」を設立。
NHK受信料制度の改革を掲げ、動画配信を駆使した選挙戦略で知られるようになりました。
元参議院議員、元葛飾区議、元船橋市議を務め、ネット時代の政治スタイルを体現する“炎上系政治家”としても話題です。
立花孝志が「頭がおかしい」と言われる5つの理由
立花孝志氏は過激な発言や奇抜な行動から「頭がおかしい」と批判されることも少なくありません。
その主な理由は、その過激な発言や常識外れの行動にあります。
1. マツコ・デラックスへの抗議騒動
2. 優生思想と差別的発言
3. 元支持者への執拗な嫌がらせ
4. 選挙活動における不適切な行動
5. スラップ訴訟の乱用
これらの行動は、政治家として不適切であり、倫理的にも問題があると広く認識されています。
立花氏の言動は、しばしば他者への攻撃や差別、脅迫を含んでおり、社会的な批判を受ける原因となっています。
それでは、詳しく見ていきましょう。
1. マツコ・デラックスへの抗議騒動

2019年7月、マツコ・デラックスが「5時に夢中!」でNHK党を「気持ち悪い人たち」と批判しました。
これに対し立花氏は8月12日、番組スタジオ前に突然現れ、「マツコ・デラックスをぶっ壊〜す!」と約1時間演説を行いました。
さらに番組スポンサーである崎陽軒の不買運動を呼びかけるなど過激な行動に出ました。
この行動に対し

ヤバすぎる、頭がおかしい
「常識外れ」「迷惑行為」と批判され、社会的な反発を招きました。
一方で、「大手メディアへの抗議として筋は通っている」という擁護の声もあり、言論の自由をどう捉えるかで評価が分かれています。
これは訴訟に発展しましたが、2021年4月に請求は棄却され、立花氏はマツコさんに対して謝罪の言葉を述べました。

一方で、言論活動の一環とする見方もありますね。
2. 優生思想と差別的発言

2019年9月、神谷宗幣氏との対談動画で、

世界平和のためには人口コントロールが必要。
馬鹿な民族ほど子どもを産む。
アホみたいに子どもを産む民族はとりあえず虐殺しよう。
などと発言しました。
この発言はジェノサイド(集団虐殺)を想起させるもので、

公人の発言としてありえない!
由々しき事態。
と厳しく非難されました。
2022年7月、NHK「日曜討論」で少子化問題について、

質の悪い子どもを増やしては駄目だ。将来納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが国力の低下を防ぐ。
と発言しました。
さらに「子どもを増やせばいいというものではなく、子どもの質の問題だ。サラブレッドでもそう。速い馬の子どもは速い」などと述べ、「優生思想だ」と批判されました。
また第1子を出産した女性に1千万円を支給するという非現実的な政策を提案したことも物議を醸しました。
確かに「公人として不適切」という批判は多いですが、「少子化議論の一部を誤解された可能性もある」との見方もあり、発言の一部切り取りが拡散された側面も否定できません。

出生率の問題を議論する中での意見の一部であって、差別を助長しようとしたものではない感じもします。
3. 元支持者への執拗な嫌がらせ

2018年頃から、立花氏は元支持者に対して、YouTubeやSNSで名指しで批判。
批判的な元支持者に対し、名誉毀損で訴えると警告し実際に訴訟を起こし、「粘着質」「頭がおかしい」と言われる原因になっています。
電話での罵倒、個人情報の公開、虚偽の犯罪報告など、執拗な嫌がらせを行いました。
ただし、本人は「誹謗中傷から身を守る正当な防衛手段」と説明しており、政治家としての信念の表れとも受け取れます。

「執拗な嫌がらせ」にも見られるけど、「政治家としての信念の表れ」なのかも知れないですね。
4. 選挙活動における不適切な行動

2024年兵庫県知事選挙では、百条委員会の奥谷謙一委員長の自宅前で街頭演説を行い、脅迫まがいの発言をしたと報告されています。
一方で、立花氏は「真実を伝えるための行動」と主張しており、既存政治への不信を代弁するパフォーマンスと捉える支持者もいます。
この行動は、政治的圧力や個人攻撃と受け取られ、多くの批判を集めました。

立花氏は真実を伝えようとしただけのようですね。
5. スラップ訴訟の乱用
スラップ訴訟(戦略的な恫喝訴訟)とは、批判者や反対意見を封じるために、不当な法的手段を用いることを指します。
立花孝志氏は、批判的な発言をした元支持者やメディアに対して、名誉毀損などを理由に頻繁に訴訟を提起しています。
これは「批判を封じる恫喝」「民主主義への挑戦」との非難を受けました。
ただし、本人は「名誉を守るための当然の権利」と述べており、メディアとの関係を再定義する試みとも言えます。
これにより、メディアは経済的理由から立花氏に関する報道を控えるようになったと言われています。

名誉や権利を守るために必要な措置と捉える声もありました。
立花孝志は「頭いい」と評価されている

批判が多い一方で、「立花孝志は実は頭がいい」と評価する声も根強くあります。
1. 経理と制度に強い分析型の知性
2. 炎上を利用した戦略的思考
3. お金と仕組みに通じた実務型の頭脳
3つの視点から整理してみましょう。
1. 経理と制度に強い分析型の知性
立花氏は高卒でNHKに入局し、経理を担当。
公共放送の内部構造や金の流れを熟知していました。
不正経理の内部告発を戦略的に行ったことで、「仕組みを理解し行動できる人」として注目を集めます。
また、法律や選挙制度の抜け穴を発見する能力にも長けており、政治資金や政党助成金の仕組みを細部まで把握していた点も「頭がいい」と評価される理由のひとつです。
2. 炎上を利用した戦略的思考
立花氏は、YouTubeやSNSを使った炎上商法を巧みに活用しています。
たとえば、マツコ・デラックスを攻撃した理由について

当時数字を持つ有名人だったから再生数が伸びる
と明言しています。
このように、炎上をあえて仕掛けることで話題を作り、YouTubeの収益化と政治的影響力を同時に高める戦略を取っているのです。
政治活動と情報発信を一体化させた点は、「ネット政治の先駆者」と評されるゆえんでもあります。
3. お金と仕組みに通じた実務型の頭脳
政党要件(国会議員5人以上または2%以上の得票率)を満たすことで政党助成金を得られる仕組みを理解し、それを明確な目標に設定。
実際、政党交付金約2500万円を党員に全額分配する制度を作り、「お金の透明性」を示すパフォーマンスとして話題になりました。
さらに、政治活動とYouTube収益を合わせた年間収入は3億円超とされ、活動を収益化する政治家として新しいビジネスモデルを確立。
堀江貴文氏からも

この人、頭いいよ!
と評されたことがあります。

立花孝志氏の頭の良さは、単なる学力ではなく、社会構造や制度を理解し、自分の目的に合わせて使いこなす点にあります。
一方で、その鋭さが時に過激な行動として現れ、賛否を生むのもまた彼らしさなのかもしれません。
🗣️ける能力にも長けており、多くの選挙に立候補する戦略も計算づくだといわれています。
「頭がおかしい?それとも頭がいい?」立花孝志氏に関するQ&A集

過激な言動で「頭がおかしい」と批判される一方、綿密な戦略と知性で「頭がいい」とも称される立花孝志氏。
ここでは、ネットで話題の疑問をもとに、その評価を整理してみました。
まとめ
立花孝志氏は、常識を打ち破る行動で賛否を巻き起こしてきました。
その姿は一見「奇抜」にも映りますが、裏を返せば、社会の仕組みを熟知したうえで動く「戦略家」の顔もあります。
「頭がおかしい」と「頭がいい」
この相反する評価こそ、立花氏という人物の本質を表しているのかもしれません。
どちらに見えるかは、あなたが立花氏の行動をどう解釈するか次第です。


