兵庫県議会議員として活躍する白井孝明氏。
1983年生まれの白井氏は、理学療法士としての専門知識を活かし、障害者支援の分野で複数の企業を経営した後、政界へと飛び込みました。
医療と福祉の両面に精通した政治家として、「誰もがその人らしく暮らせる社会」の実現に向けて精力的に活動しています。
本記事では、白井孝明氏の学生時代から現在に至るまでの道のりを紹介します。
白井孝明のプロフィール

氏名:白井 孝明(しらい たかひろ)
生年月日:1983年7月23日
出身地:大阪府大阪市
現在の居住地:神戸市所属
政党:日本維新の会
現職:兵庫県議会議員(神戸市灘区選出・1期目)
特技:レスリング(インターハイ、国体出場)
座右の銘は:為せば成る為さねば成らぬ何事も
白井孝明(しらいたかひろ)氏は、1983年7月23日に大阪市で生まれました。
日本維新の会所属の兵庫県議会議員です。
神戸市灘区選出の1期目として活動しています。
近畿大学付属高校ではレスリング部に所属し、インターハイと国体に出場。
近畿大学短期大学部商経学科を経て、大阪リハビリテーション専門学校で理学療法士の資格を取得しました。
医療現場での経験を活かし、複数の障害者支援企業を設立。
2023年に県議に当選し、医療・福祉・介護の連携を政策の柱としています。
白井孝明の学歴

白井孝明氏の学歴は
小学校:大阪市立依羅小学校
中学校:大阪市立我孫子南中学校
高校:近畿大学付属高校
大学:近畿大学短期大学部 商経学科
専門学校:大阪リハビリテーション専門学校 理学療法学科
となっています。
それでは、詳しく見ていきましょう!
小学校から高校
白井孝明氏の学歴は、大阪市立依羅(よさみ)小学校から始まります。
その後、大阪市立我孫子南(あびこみなみ)中学校へと進学しました。
中学校卒業後は、近畿大学付属高校に入学します。

この高校は大阪府東大阪市にある私立高校で、偏差値は59から70と高い評価を受けています。
高校時代の白井氏は、レスリング部に所属していました。
その実力は非常に高く、インターハイと国体に出場するという輝かしい実績を残しています。
大学と専門学校

近畿大学付属高校を卒業した白井氏は、近畿大学短期大学部商経学科へと進学します。
SNSの投稿から、大学でもレスリングを続けていたことがわかっています。
短期大学部を卒業後、白井氏は医療分野への関心から大阪リハビリテーション専門学校の理学療法学科に入学しました。

この3年制の専門学校で理学療法の知識を学び、国家資格を取得します。
さらに、呼吸器疾患のリハビリテーションにも力を入れ、「3学会合同呼吸療法認定士」という専門資格も取得しています。
3学会合同呼吸療法認定士とは…
日本胸部外科学会、日本呼吸学会、日本麻酔学会の3学会によって認定される呼吸ケアのスペシャリスト

合格率は7割弱で出題範囲が広くて難しいらしいよ!
白井孝明の経歴


白井孝明氏は、理学療法士として医療・福祉の現場で働いた後、障害者支援の事業を立ち上げました。
彼の経歴は以下の通りです。
理学療法士として医療機関に勤務
2019年:株式会社ヒーローズ岸和田 代表取締役
2020年:株式会社アニスピホールディングス 取締役
2021年:株式会社ヒーローズワーク 代表取締役
2022年:そうだんしえん株式会社 代表取締役
2023年〜:兵庫県議会議員
それでは、詳しく見ていきましょう!
理学療法士として勤務


専門学校を卒業した白井氏は、理学療法士として一般病院で勤務します。
呼吸器疾患の治療に特化したリハビリテーションに力を入れていたという情報もあります。
福祉の現場で働く中で、



障害を持つ方々が社会の表舞台に出られる環境を作りたい
と考えるようになりました。
障害者支援事業への参入


2019年4月16日、白井氏は「株式会社ヒーローズ岸和田」を設立します。
この会社は、障害者の生活を支援するための事業を展開しました。
特に注目すべきは、ペット共生型の障害者グループホームの運営です。
男性の知的障害者・精神障害者を対象としたこの施設は、動物と共に暮らすという新しい形のホームでした。
ヒーローズ岸和田を始めるきっかけとなったのは、株式会社アニスピホールディングスの代表取締役である藤田英明氏との出会いでした。
藤田氏がペット共生型障がい者グループホーム「わおん」を運営していることを知り、直接連絡を取ったそうです。
その後、事業参入を決意しました。
事業拡大と取締役就任


2020年10月には、株式会社アニスピホールディングスの取締役に就任します。
この会社は、障害者支援と動物保護を融合させた先進的な取り組みを行っていました。
取締役就任時のコメントでは、



「わおん・にゃおん事業を通して社会問題を解決したい」
「誰もがその人らしく暮らせる社会を目指す」
という強い信念を表明しています。
さらに2021年12月15日には「株式会社ヒーローズワーク」を設立し、神戸市垂水区で就労継続支援A型事業所「ヒーローズワーク垂水」を運営します。


ここではカフェの運営やお弁当の調理などを通じて障害者の就労支援を行いました。
2022年5月9日には「そうだんしえん株式会社」を設立し、岸和田市で就労継続支援B型事業所「かがやき」を運営します。
就労継続支援A型とB型は「障害のある方が働く場所」という意味では同じですが、
就労継続支援A型事業所と雇用契約を結んだうえで働くことができるサービス
就労継続支援B型は雇用契約を結ばずに、障害や体調にあわせて自分のペースで利用
ここでは農業に特化した支援を行い、地域活性化にも貢献していました。
白井氏は施設名に「かがやき」と命名した理由について、「障害者の方一人一人が輝く場所を作りたい」という願いを込めたと説明しています。
兵庫県議会議員


白井孝明氏の政治家としての第一歩は、2012年に日本維新の会が運営する「維新政治塾」の1期生として参加したことでした。
当時、日本の現状について学び、「とにかく日本を変えたい」という強い思いを抱いたそうです。
興味深いのは、現在は日本維新の会を離れた元衆議院議員の足立康史氏と同期で、同じ班だったという点です。
政治塾での経験が、彼の政治観形成に大きな影響を与えたことは間違いないでしょう。
そして2023年4月30日、白井氏は兵庫県議会議員選挙(神戸市灘区)に初出馬し、12,799票という高得票で見事当選を果たしました。
現在は一期目の県議として、医療・福祉・介護の連携、子供の教育・子育て支援の充実、災害時の避難システムの構築、身を切る改革の実行などを政策として掲げています。
また、一般社団法人全国障害福祉事業者連盟の最高顧問も務めており、障害者福祉の向上に尽力しています。
まとめ
白井孝明氏の学齢や経歴についてお伝えしました。
近畿大学付属高校から近畿大学短期大学部、大阪リハビリテーション専門学校と進み、理学療法士としての専門知識を習得しました。
医療現場での経験を活かし、障害者支援事業に参入して複数の企業を経営した後、2023年に政界へと飛び込みました。
医療と福祉の両面に精通した政治家として、「誰もがその人らしく暮らせる社会」の実現に向けて尽力しています。
レスリング選手としての経験や「為せば成る」という座右の銘が表すように、挑戦し続ける姿勢が彼の人生を形作っているといえるでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。