K-1の元王者であり、RIZINでも活躍中の久保優太氏
近年は投資家・YouTuberとしても注目を集め、2025年にはついに参議院選挙に出馬するなど、その行動力はまさに異色。
そんな久保氏ですが、意外にも「普通の高校・普通の大学」出身。
しかし実際は、高校在学中にプロ格闘家としてデビューし、大学時代は地獄のトレーニングを積んで世界の舞台で活躍しています。
この記事では、久保優太氏の学歴や経歴、驚きのエピソードまで詳しくご紹介します。
- 久保優太の出身高校と学生時代の実績
- 亜細亜大学時代の過酷な格闘技生活
- 中退した理由とその背景にある覚悟
- 学歴と現在の多彩な活動との関係
- 学歴にまつわる世間の誤解と本人の本音
どれかひとつでも気になった方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
久保優太のプロフィールと経歴まとめ

名前:久保 優太(くぼ ゆうた)
生年月日:1987年10月19日
出身地:東京都立川市
職業:総合格闘家・政治活動家・投資家
華やかなK-1の舞台で一時代を築き、現在はRIZINで総合格闘技にも挑戦する久保優太氏。
久保氏の名前を初めて聞いた人にとっては「格闘家?政治家?投資家?」と不思議に思うかもしれません。
現在はフェザー級(総合格闘技)に参戦しています。
格闘技のキャリアはなんと8歳から。
最初はテコンドーを始め、15歳でキックボクシングに転向。
高校2年生の2005年には、ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)でプロデビューを果たします。
その後も順調にキャリアを重ね、
- 2011年:K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント優勝
- 2012年:ISKA世界ライトウェルター級王座獲得
- 2013年:Krush初代ウェルター級王者、GLORYトーナメント優勝
- 2017年:K-1 WORLD GPウェルター級王者に
と、国内外の主要団体で次々と頂点に立ちました。
2021年からはRIZINに参戦。総合格闘技(MMA)に挑戦し、当初は敗戦も経験しました。
しかし、2024年には斎藤裕選手にKO勝利を収めるなど、5連勝を記録。格闘家として再び注目を集めています。
久保優太の学歴

久保優太氏の学歴は、以下のとおりです。
高校:東京都立小平西高校
大学:亜細亜大学 中退
小学校や中学校については明らかにされていません。
それでは、詳しく見ていきましょう。
久保優太の出身高校は東京都立小平西高校(偏差値46)

久保優太氏が通っていた高校は、東京都立小平西高校です。
所在地は東京都小平市にあり、偏差値はおおよそ46前後。
進学校というよりも、自由な校風と部活動に力を入れる「中堅都立校」として知られています。
いわゆる文武両道とは少し違い、「自由にのびのび」タイプの学校と言えるでしょう。
そんな環境の中で、久保氏はすでに格闘技の世界に本格的に足を踏み入れていました。
テコンドーで世界大会出場
実は久保氏、高校に入る前から格闘技の才能は飛び抜けていました。
8歳でテコンドーを始め、中学・高校にかけては全国大会の常連、さらに世界大会では日本代表として2度も出場。
そのうちの1度はベスト8という快挙を成し遂げています。
テコンドーは足技中心の競技ですが、後の倒し屋としての才能は、この時期にすでに磨かれていたようです。

すでにこの時点で学生アスリート。
高校生活よりも、世界を見据えていた感がありますね。
キック転向→高校在学中にプロデビュー


テコンドーでの実績を引っさげて、久保氏は15歳でキックボクシングに転向。
そして、なんと高校2年生(17歳)のときにプロデビューを果たしています。
2005年1月、NJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)のリングで初陣を飾り、判定勝利を収めました。
高校生ファイターとして頭角を現し始めた久保氏は、その後も着実に勝ち星を重ね、学生でありながらプロのリングに立つ存在として注目を集めていきます。



部活やバイトではなく、すでにリングで戦っていた高校生活。
一般的な青春とは違いますが、自分の意志で突き進んでいたことが本当にすごい!
久保優太の出身大学は亜細亜大学


久保優太氏は、東京都立小平西高校を卒業後、亜細亜大学経営学部に進学しました。
偏差値はおおよそ45〜50前後とされ、芸能人やスポーツ選手の出身者も多いことで知られる大学です。
大学に通いながらも、久保氏はすでにキックボクシング界で活躍する「現役プロ選手」。
2006年にはムエタイの本場・タイのラジャダムナンスタジアムで連戦し、なんと1週間で2試合に出場し、どちらもKO勝ちという偉業を達成。
その存在は一気に国際的にも注目されました。
大学中退・理由は?


順調に見えた大学生活ですが、久保氏は在学中に中退という選択をしています。
その背景には、過酷すぎる練習メニューと「勝ち続けなければならない」精神的プレッシャーがあったといいます。
当時、毎朝10km以上のランニングをこなしたあと、さらに練習前に5km追加。
蹴りの打ち込み400回、ミット・サンドバッグ・スパーリングと続く1日。
さらに驚くべきことに、練習中は水分補給すら許されなかったといいます。
限界まで追い込む日々の中で、「プロとしてやっていく覚悟」が定まり、大学を辞めて格闘技一本に専念する決断を下しました。



普通の大学生が“サークルで格闘技やってます”って世界じゃない…。
大学という「安全地帯」をあえて捨てて、勝負の世界に身を投じた勇気がすごい。
格闘技一本の覚悟を固めた大学時代


久保氏にとって、亜細亜大学時代はまさに「自分の人生を決めた分岐点」。
19歳の若さでNJKFフェザー級の正規王者となり、国内外で実績を積み上げていく中で、格闘技への意志は揺るぎないものとなっていきます。
実際、当時の彼はこう語っています。



俺はもう、格闘技で飯を食っていく。中途半端にやるのが一番失礼だと思った。
大学での学びは途中で終わりましたが、それ以上に「勝負の世界で生きる決断」こそが、久保優太という男を形づくったと言えるでしょう。



学歴は途中で止まったけど、失敗に見える選択も、覚悟があれば正解になる。そんな生き様ですね。
久保優太は試合3週間前まで練習しない?
久保氏の学生時代のエピソードで面白いものがありました。
久保氏は



試合の3週間前になるまで、練習をしないこともあった
と明かしています。
格闘技の映像を見たり、相場の動きを研究したりと、頭で考える時間をとても大切にしていたのです。


練習していない時間は、格闘技の試合映像を何百本と観て、戦術や動きの研究に費やす。
それと同時に、株式チャートや四季報を読み漁り、投資家としての知識も身につけていく。
大学生とは思えない、「格闘技と投資」2つのフィールドでの“脳トレ”漬け生活が続いていました。
本人はこの時期を振り返り、こう語っています。



人が遊んでる時間、僕は「当てる練習」と「お金を増やす研究」をしてました!
常に体か頭を動かしていたようです。



常に考えることをやめなかったから、肉体の限界を超えて勝ち続けられたんですね。
久保優太の経歴
久保優太氏の経歴は以下のとおりです。
2009年頃:大学を中退し、プロ格闘家としての活動に専念
2011年:Krush -63kg初代王座を獲得
2014年:ISKA世界ライトウェルター級王座を獲得(海外でも活躍)
2017年9月:K-1 WORLD GP スーパー・ウェルター級王者に輝く
2018年〜2020年:格闘家と並行して株式投資や仮想通貨を本格化
→ 仮想通貨投資で1億円以上の利益を上げたと明かす
2020年以降:YouTube活動本格化、夫婦チャンネルなどで人気拡大
2021年:美容ブランドやアパレル事業を展開、起業家としても活動
2022年7月:参議院選挙にNHK党(ガーシー枠)から出馬(落選)
2023年〜:投資家・実業家・メディア出演者としてマルチに活躍中
亜細亜大学を中退した後、久保優太氏は一切の迷いなく「格闘技で生きる」道を突き進みます。
その後の人生は、K-1のチャンピオン、1億円を超える投資益、YouTuber・起業家・政治活動まで、まさにマルチファイター。
ここでは、中退後の久保優太さんの驚くべきキャリアを時系列でまとめていきます。
国内外のキック界でタイトル総なめ


中退後すぐに、久保氏は本格的にプロ格闘家としてのキャリアに集中。
2011年にはKrushで世界王座を獲得し、2017年には念願のK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者に輝きました。
GLORYやISKAなど、海外団体にも積極的に参戦し、対外国人選手との試合でも高評価。
「蹴りの精度と試合運びの上手さ」で日本人らしい技巧派と称されました。
「戦う投資家」として1億円超を稼ぐ


格闘家としてのキャリアと並行しながら、久保氏は株式投資や仮想通貨投資にも積極的に挑戦。
祖父が証券会社に勤務していた影響で、金融リテラシーは若い頃から自然に身についていたそうです。
中でも話題になったのが、ビットコインなど仮想通貨で得た1億円以上の利益。



投資センスを活かして資産運用し続けている
と明かしています。
現在では「戦う投資家」として、経済番組やYouTubeでも知識を発信しています。
YouTubeや起業、政治活動まで展開
2020年代以降は、活動の場をさらに拡大。
YouTubeチャンネルでは、格闘技の解説や投資講座、ドッキリ企画などで話題となり、登録者数10万人超えを記録。
また、実業家としてスキンケアブランドやアパレル事業も展開し、タレントやモデル活動もこなすメディア型格闘家へと進化します。
極めつけは2025年の参議院選挙。


RIZINのリング上で出馬を宣言し、日本維新の会から比例代表で立候補。
戦う投資家として異色の政治挑戦を果たし、メディアやSNSを中心に大きな話題を呼びました。



リングから国政まで…スケールが違いすぎる。
学歴がないことを“言い訳にしない姿勢”が、ただただ強い。
久保優太の学歴や経歴に関するよくあるQ&A集
久保優太さんについて調べる人の多くが、「どこの高校出身?」「大学は中退?」「その後の経歴は?」といった疑問を抱いています。
ここでは、よく検索されているポイントをQ&A形式でわかりやすく解説していきます。
まとめ
久保優太氏の学歴や経歴についてお伝えしました。
東京都立小平西高校から亜細亜大学に進学したものの、在学中に中退。
一般的には「学歴として不利」と見られる経歴ですが、それを覆すように、格闘技の世界でタイトルを総なめにし、投資家・実業家・政治活動と、多方面で活躍の場を広げてきました。
「学歴がすべてではない」とはよく言われますが、久保氏の歩みはその象徴のような存在です。
知名度や実績を武器に、これからも唯一無二の道を進んでいくことでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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