政治の世界では言葉の使い方が注目されることが多いですね。
特に小泉進次郎氏の独特な言い回しは「小泉構文」と呼ばれ話題になっています。
一見すると深い意味があるように聞こえるのに、よく考えると同じことを言っているだけという不思議な魅力があるんです。
この記事では、小泉構文の基本から応用まで、その特徴や作り方を詳しく解説します。

小泉進次郎構文とは?

小泉構文とは、小泉進次郎氏の独特な話し方を模した言語パターンです。
最大の特徴は、言葉はあるが、意味があまりない発言スタイル。
そして、同じ内容を微妙に言い換えて繰り返すところです。
これをトートロジー(同義反復)と呼ぶこともあります。
例として

今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている。
2019年の国連気候行動サミットでの発言です。
このフレーズが小泉構文の代表例として広く知られるようになりました。



毎日でも食べたいということは、毎日でも食べているというわけではないんです。
この発言も有名ですよね。
よく聞くと「だからどうした?」と突っ込みたくなる内容なんです。
このように、一見もっともらしいが、よく考えると中身がないのが小泉構文。
しかし、不思議と耳に残り、「言ってるような気がする」印象を与えるため、メディア映えするのです。
河合塾の「今のままだと、今のままですよ!」という広告も小泉構文として話題になりました。


塾の広告としては強い説得力を感じさせる一方で、よく考えると同義反復なんです。



塾の広告なのに、そりゃそうだ!ってつっこみたくなるよね。
小泉構文の作り方 【基本】


では、どうやってこの小泉構文を作ればいいのでしょうか。いくつかの基本パターンを紹介します。
① まずは当たり前のことを言う
② 「だからこそ」を付け加える
③ 最初に言った内容を少し表現を変えて繰り返す
基本的にはこの3つのステップを押さえれば、誰でも作ることができます。
① 当たり前のことを言う


まずは、当たり前のことを言いましょう!
例えば
- 空は青い
- 時間は流れる
- 水は低きに流れる
といった誰もが知っている事実です。
「うん、知ってる。だから何?」くらいのものでいいです。
できるだけシンプルで基本的な事実を選ぶのがポイントです。
② 「だからこそ」を付け加える


次に「だからこそ」を付け加えます。
例:
- 空は青い。だからこそ
- 時間は流れる。だからこそ
- 水は低きに流れる。だからこそ
この「だからこそ」が小泉構文の核心部分といえます。
ここで、何をいうんだろうって期待をさせます。
③ 最初に言った内容を少し表現を変えて繰り返す


最後に、最初に言った内容を少し表現を変えて繰り返します。
ここで言葉を微妙に変えることで、新しい意味があるように聞こえる工夫をするんです。
例:
- 空は青いです。だからこそ、私たちの頭上には青い空が広がっているのです。
- 時間は流れる。だからこそ、流れる時間とどう向き合うかが大事なんです。
- 水は低きに流れる、だからこそ、私たちは流されない覚悟が必要です。
あるいはもっとシンプルに「AだからA」というパターンも効果的です。
「私は働きたくない。だからこそ、私は働くのが嫌だ」といった具合です。
とにかく同じ単語を使って言い換えることで、意味があるように錯覚させます。
進次郎構文の応用例と名作集


小泉構文(進次郎構文とも呼ばれます)の面白さは、様々な場面や話題で応用できる点です。



政治に無関心であることは、政治に無関心のままでいられると思います
一見すると深い意味がありそうですが、よく考えると同じことを言っているだけです。
このギャップが小泉構文の面白さなんですね。



反省しているんです。ただこれは私の問題だと思うが、反省をしていると言いながら反省をしている色が見えないというご指摘は、私自身の問題だと反省をしている
このような複雑な進次郎構文もあります。
反省という言葉が何度も出てきて、マトリョーシカのように入れ子構造になっているんです。
インターネット上でも多くの名作小泉構文が生まれており、LINEボットなどでも活用されています。
与えられた単語に関連した小泉構文を自動生成するボットを作る人も出てくるほど。
例えば「ネコ」という単語を入れると「ネコということはネコということなんですよ」といった具合です。
野球の世界でも「なぜ佐野恵太の打順を変えないか」という質問に
「4番ですからそう簡単には動かさないです」と答えた三浦大輔監督の発言が小泉構文として取り上げられました。



ネット民が言い出した進次郎構文も多くて、どれが本物かわからなくなってるよね!
まとめ
小泉進次郎構文の作り方についてお伝えしました。
進次郎構文は、言葉の中身よりも【言ってる雰囲気】が命。
プレゼンやスピーチで使うには注意が必要ですが、話題性やユーモアを狙いたいときにはぴったりのスタイルです。
コツは、「意味よりリズム」「内容より言い切り」!
ぜひこの記事を参考に、自分だけの小泉構文を作ってみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。



