古賀誠氏は、長年にわたり自民党の中枢で活躍した有力政治家です。
現在は、政界から引退していますが、私生活についてはあまり多くを語られてきません。
この記事では、公開されている情報をもとに、古賀誠氏の家族についてまとめていきます。
古賀誠のプロフィール
名前：古賀 誠（こが まこと）
生年月日：1940年8月14日
出身地：福岡県大牟田市
最終学歴：日本大学商業部商業学科
前職：鬼丸勝之参議院議員秘書
古賀誠氏は、1940年8月14日生まれ、福岡県大牟田市の出身です。
旧制中学校を経て、早稲田大学第二政治経済学部に進学しましたが、家庭の事情により中退。
地元に戻り、西日本新聞社に勤務した後、政界に足を踏み入れます。
1979年に衆議院議員として初当選して以降、通算11回の当選を果たし、長く自民党の重鎮として活躍しました。
運輸大臣や建設大臣、自民党幹事長などを歴任し、“党のまとめ役”として知られた人物です。
人柄は温厚で調整型。
派閥の論理や利害の調整に長け、「最後は古賀がまとめる」と評されるほど信頼を集めていました。
2012年の衆院選を前に政界を引退し、その後は政治活動からは距離を置いていますが、現在も長老的な立場で影響力を残しています。
調整型の政治家はなかなか目立たないですが、だからこそ政界で長く信頼されていたんでしょうね。
古賀誠の家族構成と家系図
古賀誠氏の家族構成は以下の通りです。
古賀誠
妻：淑子
長男：誠一郎
次男
これは、現在公にされている情報です。
もしかしたら、古賀氏には他にも子供がいるかもしれません。
それでは、詳しく見ていきましょう。
古賀誠の嫁は古賀淑子
政治家の家族としては珍しく、表舞台に登場することがほとんどなく、報道にもほぼ登場しませんでした。
これは、古賀誠氏自身が「家庭を政争の具にしない」という姿勢を一貫して貫いてきたことの表れとも言えます。
しかし、熊本の西野だいすけ議員の新事務所開所式で挨拶をしている動画が見つかりました。
2021年のものになりますが名前の通り、とてもお淑やかな方ですよね。
一部では、福岡県内の名家出身ではないかという推測もあるようですが、裏付けとなる情報は見当たりません。
古賀氏が信頼を築いてこれたのも、妻としての内助の功があったことは間違いないね
古賀誠の長男は古賀誠一郎
古賀誠氏の長男は、古賀誠一郎氏です。
名前の通り、父の意志を継ぐような印象がありますが、誠一郎氏は政治の道には進まず、民間で独自のキャリアを築いています。
誠一郎氏は現在、コンサルティング会社の社長を務めており、経済界やビジネス分野で活躍している人物です。
政界有数の実力者である父を持ちながらも、政界には入らなかったという選択は、ある意味で個の自立を意味しています。
これは、家系による継承が重視されがちな日本の政治風土において、むしろ異色とも言えるのではないでしょうか。
2007年には結婚をしていますが子ども、つまり古賀誠氏の孫に関する情報は一切明かされていません。
現在のところ、人数・名前・性別などの詳細は公表されておらず、家族ぐるみでプライバシーに強い配慮をしている様子がうかがえます。
民間の道を選んだと言うのは、多様な生き方を認める時代の象徴なのかもしれないね
古賀誠の次男
古賀誠氏の家系について調べていくと、いくつかの報道で「長男・古賀誠一郎」とあります。
この「長男」という言い回しは、裏を返せば「他にも子どもがいる＝次男が存在する可能性がある」と受け取ることもできます。
これは単に「存在しない」からではなく、あえてプライバシーを守っている可能性も否定できません。
仮に次男が実在しているとすれば、以下のような背景が考えられます
- 政治やビジネスの道に進まず、一般企業で働いているため非公開
- 海外在住など、表に出ない生活を選んでいる
- 報道を避ける性格や立場のため、家族ぐるみで情報を制限している
また、古賀誠氏は非常に“私生活を守る”タイプの政治家であり、選挙演説などでも家族の話を積極的に語ることはありませんでした。
これは、家族を政争に巻き込まないという配慮、そしてプライバシーに対する一貫した姿勢によるものでしょう。
特に、次男が仮に政界に関心を示していない場合、あえてメディアに出さない判断をしている可能性もあります。
また、誠一郎氏が後継者にならなかったと言うことは、次男に打診した可能性もあります。
それでも、出てこないと言うことは、前に出るようなタイプではないのかもしれませんね。
「長男」ってあると、逆に次男の存在が気になってしまうのは人間の心理なのかもね。
古賀誠の両親
古賀誠氏の生い立ちは、いわば「戦後ニッポンの縮図」といえます。
父親
古賀誠氏の父親は、名前や顔画像は公表されていませんが、乾物屋を営んでいました。
しかし、誠氏が2歳の時に父親を戦争で失っています。
父親は太平洋戦争中、フィリピン・レイテ島で戦死。
戦地で命を落とした多くの若き兵士のひとりでした。
母親
古賀誠氏の母親も父親同様、詳しいことは明らかになっていません。
父親が亡くなった後は、乾物類を自転車に積んで行商、帰ってからは編み傘作りの夜なべをしていたそうです。
そんな母親を見て、古賀氏は小学5年生の時に
大きくなったら、弱い人を助ける国の仕事をやろう
と心に誓ったと語っています。
また、「貧しさはあったが、不幸ではなかった」と古賀氏が周囲に語っっていることから、母親からの愛情をたっぷり受けていたことが想像できます。
この幼少期の経験が、古賀氏の国民の目線や庶民感覚につながってるんだろうね
まとめ
古賀誠氏の家系図や家族構成について、お伝えしました。
古賀誠さんの家系図をたどると、戦争による別れや家族を大切にする姿勢など、温かくも強い人生が見えてきます。
表に出ない家族にも、しっかりとした絆があることが伝わってきました。
決して派手ではないけれど、だからこそ心に残る家族でしたね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
