東大卒・元エリート官僚という華麗な経歴を持つ赤沢亮正氏。
経歴も学歴がヤバいと話題になっています。
この記事では、赤沢氏の学歴や経歴についてまとめていきます。

赤沢亮正のプロフィール

名前:赤沢 亮正 (あかざわ りょうせい)
戸籍:赤澤 亮正
旧姓:森
生年月日:1960年12月18日(昭和35年)
出身地:東京都文京区
親族:赤澤康平 (曽祖父・実業家)
赤澤正道 (祖父・政治家、実業家)
赤沢亮正氏は、1960年12月18日に東京都文京区で生まれました。
現在は自由民主党所属の衆議院議員として活動し、石破内閣では経済再生担当大臣などの要職を担っています。
本名は「赤澤亮正」ですが、もともとは「森」という姓で、父は筑波大学教授の森亮一さんです。
しかし、東京大学進学時に母方の祖父母である赤沢正道夫妻の養子となり、姓が変わりました。
赤沢家は政治一家としても知られており、祖父の赤沢正道氏は元自治大臣を務めた政治家です。
曽祖父の赤沢康平氏は徳島県出身の土木建築業の実業家で、山陰本線の建設に携わるなど地域発展に貢献した人物でした。
赤沢亮正の学歴

赤沢亮正氏の学歴は以下のとおりです。
小学校:不明
中学校:不明
高校:東京教育大附属駒場高等学校
大学:東京大学法学部
大学院:米国コーネル大学経営大学院
小学校と中学校については、明らかになっていません。
しかし、高校が東京教育大附属駒場高校なので、同校の中学校に通っていたのかもしれませんね。
それでは、詳しくみていきましょう。
東京教育大附属駒場高等学校

赤沢亮正氏が通っていた高校は、東京教育大学附属駒場高等学校(現在の筑波大学附属駒場高校) です。
東京都世田谷区にある中高一貫の国立の男子校で、「東大進学御三家」とも呼ばれる名門校。
この高校は偏差値78と非常に高く、東大進学率も日本トップクラスを誇る超難関校です。
自由な校風と高度な教育で知られ、官僚・研究者・政治家など多数の著名人を輩出しており、
元衆議院議長の細田博之氏や元日本銀行総裁の黒田東彦氏など、著名人が多く含まれています。
文系・理系ともに強く、早い段階から高い学力を求められ、父親の森亮一氏が筑波大学の教授だったことから、この学校を選んだ可能性もあります。

高校時代からすでにエリート街道を進んでいたんだね!
東京大学


高校卒業後、赤沢亮正氏は東京大学 法学部 第1類(私法コース) に進学し、1984年に卒業しました。
第1類(私法コース)は偏差値72〜75と日本最高レベルです。
特に実務に強く、企業法務・政策立案を目指す学生が多く進む分野。
将来官僚や企業法務などを目指す学生が多く選択するコースです。
学生時代についての情報は少ないですが、スキーに情熱を注いでいたようです。


スキー部に所属していた可能性がありますね。
東京大学在学中に、赤沢亮正氏は母方の祖父母である赤沢正道夫妻の養子となりました。
この時に姓が「森」から「赤沢」に変わっています。



政治一家の赤沢家の養子になったということは、大学生の時には、政治に興味があったってことだよね!
東大第1類は将来を見据えた選択ってこと。
米国コーネル大学経営大学院


東京大学卒業後、運輸省に入省した赤沢亮正氏ですが、1989年に米国コーネル大学経営大学院に留学します。



国費での留学だったのかな?
- 留学時期:1989年〜1991年(2年間)
- 取得学位:MBA(Master of Business Administration/経営学修士)
- 専攻内容:経営戦略、財務管理、マーケティング、国際ビジネスなど
コーネル大学はアイビーリーグの一校であり、世界的にも評価が高い大学です。
アイビーリーグとは…
アメリカ合衆国の北東部にある名門私立大学8校の総称。
もともとは大学スポーツのリーグ名だったが、現在は「学問・伝統・社会的ステータスの高さ」を象徴する言葉として広く使われています。
US Newsの「全米大学ランキング2025」では第7位にランクインする名門大学です。
グローバルな経営感覚や交渉力を習得し、帰国後は日米航空交渉の補佐官として英語を駆使して活躍しました。
また、のちの政治家としてのキャリアにおいても、国際的視点とリーダーシップの強みとなっています。



世界大学ランキングでも20位だって!
学歴にケチのつけ所は1つもないね…
赤沢亮正の経歴
赤沢亮正氏の経歴は以下のとおりです。
1984年:運輸省に入省
1994年:航空局監理部国際航空課補佐官(日米航空交渉担当)
1996年:北海道庁出向(企画振興部交通対策課長)
1999年:運輸省大臣官房文書課企画官(海上技術安全局、日本財団担当)
2001年:国土交通省大臣官房秘書課企画官
2002年:国土交通省大臣官房総務課企画官(総合政策局、国際政策担当)
2004年:日本郵政公社郵便事業総本部、国際本部海外事業部長(物流戦略担当)
2005年:退官
第44回衆議院議員総選挙に鳥取2区から立候補、初当選
2014年:内閣府副大臣に就任
2013年:自民党国土交通部会長に就任
2014年:内閣府副大臣に就任
2016年:衆議院環境委員長に就任
自民党国会対策委員会副委員長に就任
2020年:内閣府副大臣に就任
2021年:衆議院原子力問題調査特別委員会 委員長に就任
2022年:自由民主党政務調査会長代理に就任
自由民主党税制調査会幹事に就任
2023年:財務副大臣に就任
2024年:自民党総裁選挙で石破茂氏の推薦人を務める
2024年10月:石破内閣で経済再生担当大臣など8つの大臣職に就任
2024年10月:第50回衆議院議員総選挙で7選
2024年11月:第2次石破内閣でも留任
それでは、詳しく見ていきます。
運輸省・官僚時代


赤沢亮正氏は、1984年に東京大学法学部を卒業後、運輸省(現在の国土交通省)に入省しました。
官僚として約20年間にわたり、多岐にわたる分野で国内外の重要な役職を歴任しています。
1989年から1991年までは、アメリカの名門・コーネル大学経営大学院に留学し、MBA(経営学修士)を取得。
帰国後の1994年には、運輸省航空局で国際航空課の補佐官として、日米航空交渉に携わりました。
1996年には北海道庁へ出向し、企画振興部交通対策課長として地方行政にも従事。
その後も要職を歴任し、1999年には運輸省大臣官房文書課企画官、2001年には国土交通省大臣官房秘書課企画官、2002年には同省の総務課企画官を務めました。
さらに2004年には日本郵政公社の国際本部・海外事業部長に就任し、国際ビジネスの現場でも活躍。
2005年には退官をしました。



官僚としてのキャリアは順調だったみたいだね!
衆議院議員


2005年、長年勤めた官僚の道から一転、赤沢亮正氏は政治の世界へと挑戦します。
同年9月に行われた第44回衆議院議員総選挙で、自由民主党の公認を受け、鳥取2区から立候補しました。
この選挙は、小泉純一郎首相が推し進めた「郵政民営化」に反対する議員に対抗するため、自民党が“刺客”候補を送り込むという、異例の戦略が話題に。
赤沢氏もその一人として、郵政民営化法案に反対した川上義博氏の選挙区に送り込まれました。
激戦の末、見事に初当選を果たした赤沢氏は、当時の“改革派新人”として一躍注目の的に。
「小泉チルドレン」の一人として注目され、自民党内の若手議員グループ「83会」にも加入しました。
2009年の第45回衆議院選挙では、自民党が逆風にさらされる中、わずか626票という僅差で議席を死守。
地元有権者の信頼の厚さがうかがえる結果となりました。
以降、赤沢氏は以下のような役職を歴任し、着実に実績を積み上げています
- 財務副大臣
- 国土交通大臣政務官
- 内閣府副大臣(複数回)
- 衆議院環境委員長
特に2020年には菅義偉内閣のもと、内閣府副大臣に就任。
防災や国土強靭化、新型コロナ対策、経済財政、金融など、国の根幹を支える重要な政策分野を幅広く担当しました。
さらに2023年には、税金滞納問題で辞任した神田憲次氏の後任として、財務副大臣に再び起用されています。
選挙では、2012年以降は安定した支持を確保し続けており、2025年時点で7期連続当選という安定のキャリアを築いています。
石破内閣での活躍
2024年9月27日に行われた自由民主党総裁選挙では、赤沢亮正氏は石破茂氏の推薦人を務めています。
石破氏の勝利後、10月1日に発足した石破内閣において、赤沢氏は
- 経済再生担当大臣
- 資本主義担当大臣
- 賃金向上担当大臣
- スタートアップ担当大臣
- 全世代型社会保障改革担当大臣
- 感染症危機管理担当大臣、
- 庁設置準備担当大臣
- 内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
という8つもの大臣職を兼務する異例の抜擢を受けました。
石破茂首相の「最側近」とも呼ばれる赤沢氏は、自民党内の石破派(水月会)に所属し、その中核メンバーとして活動しています。
11月11日に発足した第2次石破内閣でも留任し、引き続き重要な役割を担っています。
特に経済分野での手腕を買われ、「トランプ関税」と呼ばれる米国の保護主義的な政策への対応を任されるなど、日本の経済戦略における重要な役割を担っています。



カリスマ性を持った政治家だね
まとめ
赤沢亮正氏の学歴や経歴についてお伝えしました。
東京教育大附属駒場高校から東京大学法学部、そしてコーネル大学でのMBA取得という学歴。
官僚として運輸省・国土交通省で要職を歴任し、政治家として7期連続当選を果たすという実績の持ち主です。
政治一家の出身であり、祖父の志を受け継ぐ形で政界に入った赤沢氏は、現在石破内閣の経済再生担当大臣として日本経済の舵取りを任されています。
今後の動向にも注目が集まる政治家の1人ですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

