茨城県知事として活躍する大井川和彦氏。
大井川氏は輝かしい学歴と多彩な経歴があります。
小学生の頃から優秀な成績を収め、東京大学からワシントン大学へと進学。
さらに官僚を経てIT企業の重役、そして茨城県知事へと至るキャリアは多くの人の関心を引いています。
本記事では、大井川和彦氏の学生時代から現在に至るまでの道のりを詳しく解説します。
大井川和彦のプロフィール
名前：大井川 和彦（おおいがわ かずひこ）
生年月日：1964年4月3日
出身地：茨城県土浦市
所属政党：無所属（自民、公明、国民民主推薦）
最終学歴：東京大学法学部 ・ワシントン大学ロースクール
前職：株式会社ドワンゴ取締役
趣味：読書 ・音楽鑑賞 ・スポーツ全般（観戦より実践派）
特技：柔道 ・野球 ・アメリカンフットボール
大井川和彦氏は1964年4月3日、茨城県土浦市に生まれました。
現在は茨城県知事として県政のトップに立っています。
趣味は読書、音楽鑑賞、スポーツ全般を挙げており、特に実践派として知られています。
座右の銘は「意志あるところに道は開ける」（Where there’s a will, there’s a way）です。
愛読書に恩田陸の「蜜蜂と遠雷」を挙げており、実は恩田陸氏とは高校の同級生だったという意外な一面も。
小さい頃から運動神経が良く、柔道では全国大会に出場するほどの実力を持っていました。
茨城県の小学校時代には県内3位の成績を残すなど、かなりの強豪だったようです。
中学時代には野球部に所属し、高校ではアメリカンフットボールにも取り組むなど文武両道の人物です。
大井川和彦の学歴
大井川和彦氏の学歴は
小学校：茨城県土浦市立真鍋小学校 入学
茨城県日立市立宮田小学校 (父親の転勤により転校)
中学校：茨城大学教育学部附属中学校
高校：茨城県立水戸第一高等学校
大学：東京大学法学部
大学院：ワシントン大学ロースクール修了（国費留学）
となっています。
大井川氏は茨城県土浦市立真鍋小学校に入学しました。
しかし、父親の転勤により途中で日立市立宮田小学校へ転校しています。
小学生時代から柔道を始め、全国大会に出場するほどの腕前を発揮しました。
中学は茨城大学教育学部附属中学校に進学し、野球部に所属して熱心に部活動に励みました。
高校は茨城県のトップ校である茨城県立水戸第一高等学校に進学します。
水戸一高は偏差値73の超難関校で、毎年東大進学者を多数輩出する名門です。
同校はインターハイに出場する部活動もあり、全国高校生クイズでも優勝するなど文武両道の学校です。
大学は日本最高峰の東京大学法学部に進学しました。
大学時代はアメリカンフットボールに打ち込み、体も相当鍛えたようです。
さらに卒業後も学びを続け、アメリカのワシントン大学ロースクールで法律を学びました。
国費留学生としてアメリカに渡り、1996年にロースクールを修了しています。
国費で留学するほど優秀だったってことだね
大井川和彦の経歴
大井川和彦氏の経歴は
1988年：通商産業省（現経済産業省）入省
1998年：通商産業省シンガポール事務所長（初代）
2002年：経済産業省商務流通政策グループ政策調整官補佐
2003年：経済産業省退官、マイクロソフトアジア入社（執行役員）
2004年：マイクロソフト株式会社執行役常務パブリックセクター担当
2010年：シスコシステムズ合同会社専務執行役員パブリックセクター事業担当
2014年：同社専務執行役員パブリックセクター事業担当兼コマーシャル事業担当
2016年：株式会社ドワンゴ（ニコニコ動画運営会社）取締役
2017年：茨城県知事就任（初当選） 現在に至る
となっています。
それでは、詳しく見ていきましょう！
官僚時代
1988年、東京大学法学部を卒業後、通商産業省（現経済産業省）に入省しました。
国家公務員としてキャリアをスタートさせた。
入省後は着実にキャリアを積み、1998年には通商産業省の初代シンガポール事務所長に就任します。
その後、2002年に経済産業省商務流通政策グループの政策調整官補佐を務めました。
海外のビジネス環境を学んだ経験が、後のIT業界でのキャリアにつながるんだね
IT企業
2003年、経済産業省を退官し、民間企業へ転身します。
マイクロソフトアジアに執行役員として入社。
翌2004年にはマイクロソフト株式会社の執行役常務パブリックセクター担当になりました。
官僚時代に培った経験を活かせる企業として、マイクロソフトからのヘッドハンティングに応じたとされています。
2010年にはシスコシステムズ合同会社の専務執行役員パブリックセクター事業担当に就任します。
2014年には同社で専務執行役員パブリックセクター事業担当兼コマーシャル事業担当を務めました。
2016年にはニコニコ動画で知られる株式会社ドワンゴの取締役に就任しています。
茨城県知事
IT業界の第一線で活躍していた大井川氏ですが、2017年、突如として茨城県知事選に出馬。
生まれ育った茨城をもっと魅力ある場所にしたい
という思いがあったと語っています。
結果、当時7期目を目指していた現職知事を破り、茨城県知事に初当選。
茨城県知事選で新人が現職を破るのは58年ぶりの出来事だったと言われています。
就任後は、これまでの経歴を活かし、県庁の電子決裁システム導入や、パートナーシップ制度（LGBT支援）などを全国に先駆けて実施。
さらには、オリンピック関連の病床確保要請を拒否し、県民優先の姿勢を貫いたことで注目を集めた。
また、茨城の農作物をブランド化し海外展開を推進する「新茨城マルシェ計画」、スタートアップ支援を行う「茨城発ベンチャー創造計画」など、経済成長戦略にも積極的です。
決断力のあるリーダーとして評価される一方、大胆な改革に戸惑う声もあるみたい
まとめ
大井川和彦氏の学歴や経歴についてお伝えしました。
幼少期から優れた才能を発揮し、東京大学法学部からワシントン大学ロースクールという最高峰の教育を受けています。
通商産業省入省後は官僚としての経験を積み、一流IT企業で重役を務めました。
このような多彩な経験を持つ人物が茨城県知事として、県政改革に取り組んでいます。
文武両道で培った実力と国際的な視野を活かし、茨城県を「日本一の県」にするという目標に向かって邁進する大井川氏の今後の活躍が期待されています。
そのリーダーシップと決断力がどのような成果をもたらすのか、全国から注目を集めています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
